エアコン洗浄の勧め
エアコン内部は結露によって生じた結露水とばい菌が交わって繁殖し、とても汚いです。これに電源を入れて空気中にばい菌をばらまく結果になります。最低でも年一回はエアコン掃除しましょう!
エアコンフィルターはあくまでも大きなホコリをキャッチするためのトップフィルターの役目です。内部の汚れはもっとひどいものです。
夏始まりの体調不良の原因。なんだか体がだるい。しんどい。など知らないうちに影響受けているんだな、これが。
毎年エアコンの洗浄を行おう!
エアコンんを分解して、洗浄液を掛けた状態の写真です。下の方にドロドロになった黒いシミが解けて落ちていることが分かります。
素人さんでもカンタンエアコン洗浄!
エアコンの洗浄方法は、やはり分解洗浄がベストです。
難しいと思われがちですが、一度やれば、次回から平気になります。ここでは簡単にご紹介いたします。こちらの解説もチェックしてみてね。
エアコンの分解
まずはエアコンを分解していきます。だいたいネジ数本で固定されているため、シンプルでカバーが外れます。
シンプルな安いエアコンが一番良いです!お掃除付きなどの難しいエアコンは選ばないようにしましょう!洗浄に不利です!構造が複雑で、良いことはありませんので。
エアコン洗浄用のカバーをかぶせる
このカバーが1つあれば重宝します。何回も使いまわせて便利です。これがないとほぼ洗浄は無理ではないでしょうか。ものすごく水が漏れますので。
アルミフィンに洗浄液をぶっかける!
洗浄液をアルミフィンにまんべんなくかけます。かけた後10分ほど寝かせます。その間に、フィルターの掃除などを行います。
それにしてもすごい洗浄液の泡ですね。この洗浄液は通販で買いましたが、すごいです。
原液で使うのは危険ですね。化学反応でものすごい高温になります。希釈は5倍ぐらいで使うとよいかと思います。
洗浄液を高圧洗浄機で取り除く
アルミフィンに対して大量の水(約20L)を使って高圧噴射で洗浄液と汚れを吹き飛ばします。ここが特に重要です。右側は電子パネルが付いています。カバーをかぶせる際にこの部分も養生しますが、完全ではないので、あまり水がかからないように注意して高圧洗浄しましょう。
洗浄液をしっかりと落とすため、大量の水でしっかりと何度も丁寧に洗浄します。
高圧洗浄機一式
だいたい2~3万円で手にはいります。車用のケルヒャーなどでも代用できると思います。ただし、エアコン洗浄用の先端ノズルがあったほうが良いかと思います。首が曲がってくれるタイプのほうが細かな角度からアルミフィン洗浄に有利です。
エアコン洗浄液
今回使った、ザ・エアコン1029 エアコン洗浄液 です。
びっくりするぐらい高温になります。驚かないようにしましょう。希釈は5倍ぐらいがお勧め。たっぷり使えてお得です。おそらく20回は使えます。
希釈した洗浄液を噴霧するためのポンプ噴霧器。
手動ポンプ式ですが、これで十分噴霧できます。連続噴霧式なのでこれが一番便利です。
高圧洗浄機の先端ノズルグリップ
実際の作業でこれが便利です。先っぽは、曲げられるタイプがお勧め。プロもこれを使っています。
作業性の良いものを選びましょう。
20リットル水タンク
バケツでも代用できますが、こちらの方が大容量で便利です。
ドレイン用のバケツ
排出された汚れた水を回収するために使います。10L以上は欲しいかな。
排出された汚水。
すごい汚い!やばいですね。どろどろの液体が排出されてきます。
半分はエアコンのドレイン側に流れますので、6リッターぐらいでしょうか。
ドレイン側に流れた汚水
だいたいの洗浄水はこちら側に流れ着きます。結露水もこちらに流れてくる仕組みです。
洗浄完了したエアコンフィン
このように新品同様のピカピカになります。この後試運転に入ります。
取り外した電装品は元に戻します。
試運転でトラブル発生
今回適当に養生したため、試運転に失敗しました。
原因は洗浄液の侵入です。洗浄液がリモコンセンサー部に入ったため、基盤が短絡し、機能できませんでした。
本来はこの部分を取り外して洗浄しなければならないのですが、横着してしまい、そのままで洗浄してしまいました。
この時点で泡がセンサー基盤に接触していますね。
リモコン受信センサー基盤のリカバー
結局基盤を取り出して、丁寧に吹き上げました。さらに、エアーを吹きかけて細かい水分を完全に飛ばし切りました。これによりリモコンセンサーは復旧しました。今度から取り外して洗おう。
すべてを元に戻して、再度試運転成功!
吹き出し口に顔を近づけて呼吸してみる。冷たくて心地よい風が送られてきます。嫌な臭いはしません。
きれいに洗って、清潔な空間つくりを!
皆さんの健康を応援します。健康な眠りをエアコンから
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