LG UltraGear™ OLED 5K2K 45GX950A-B 実機レビュー

2025年4月19日

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45-inch UltraGear™ Curved OLED Gaming Monitor - 45GS95QE-B

LG UltraGear 45" OLED Dual Mode (5K2K WUHD 165Hz, WFHD 330Hz ...

LG 45GX950A UltraGear gaming monitor bags NRRA certification

LG UltraGear™ OLED 5K2K 45GX950A-B 実機レビュー

LGの44.5インチ UltraGear™ OLED 5K2K（5120×2160）@165Hz＋Dual Mode対応 DP2.1ゲーミングモニター「45GX950A-B」を導入し、初日から使い込んだ印象をまとめます。比較対象は、これまで長年愛用してきたフラットなPHILIPS 436M6VBRAB/11（42.5インチ・3840×2160・2018年製 4K液晶）です。

使い始めの印象とサイズ感

最初に感じたのは「やや小さくなった？」というサイズ感。インチ数はほぼ同じですが、21:9のウルトラワイド曲面パネルに変わったことで、横幅は広がりつつも縦方向が短くなり、物理的な面積は若干小さく感じます。ただし、解像度が4K（3840×2160）から5K2K（5120×2160）へと約30%も表示領域が広がったため、ウィンドウの配置自由度が大幅に向上。作業効率は格段にアップしました。

5K2Kの圧倒的な作業領域

5K2K（5120×2160）の解像度は、これまでの4Kでは得られなかった広大なワークスペースを実現。複数のウィンドウを横並びで快適に扱えるため、リモートワークやクリエイティブ用途、マルチタスク作業で特に恩恵を感じます。画素密度は125PPIと高く、細かい文字やUIも非常にシャープ。4K時代の27インチや32インチよりも、より精細でクリアな表示です。

ただし、表示が小さくなるため、Windowsのスケーリングは120%に設定。100%だと文字が小さすぎて見づらくなります。高解像度モニターあるあるですが、スケーリング調整は必須です。

曲面パネル（800R）の体験

初めての800R曲面パネルは最初こそ違和感がありましたが、すぐに慣れました。曲率が強いため、画面端まで視線移動が自然で、没入感が高いのが特徴。特にウルトラワイドの横長画面では、曲面が視認性と集中力を高めてくれます。一般的な作業や映像視聴にも違和感なく使え、目の疲れも軽減されている印象です。

主なスペック＆付属品

パネルサイズ	44.5インチ
パネルタイプ	OLED/800R
解像度	5120×2160
リフレッシュレート	165Hz
視野角	178º/178º(CR≧10)
輝度	275cd/m2 APL1.5%時1300cd/m2
コントラスト比	1500000:1
応答速度	0.03ms(GTG)
最大表示色	約10.7億色
色域	DCI-P3 98.5%
HDR	DisplayHDR True Black 400
スピーカー	搭載
サイズ	992×546～666×342mm
重量	9.4kg
接続	HDMI×2、DP、USB Type-C USB、ヘッドホン出力
消費電力	オンモード66W
主な付属品	スタンド一式、電源コード、AC-DCアダプター HDMIケーブル(1.8m)、DisplayPortケーブル(1.8m) USB Type-Cケーブル(1.8m)、マウスホルダークイックセットアップガイド、保証書

画質・表示性能

**W-OLED MLA+ RGWBパネル**採用で、黒が非常に深く、HDR表示も鮮烈。特に暗部の表現やコントラストは液晶とは一線を画します1。
165Hzリフレッシュレートと0.03ms応答速度で、ゲーミング用途にも最適。Dual Mode（2560×1080@330Hz）も搭載していますが、解像度が下がるため普段使いでは5K2Kの方が断然おすすめです。
**テキスト表示**は新しいRGWBサブピクセル配列のおかげで、従来のOLEDよりも文字のにじみがなく、非常にクリアです。

気になる点・要望

縦方向の短さ：21:9ウルトラワイドの宿命で、16:9（例：3840×2160）と比べると縦が短くなります。もう少し縦が長いモデル（例えば6K相当）があれば理想的。
スケーリング必須：高解像度ゆえ、Windowsのスケーリング設定は必須。
曲面慣れ問題：フラットからの乗り換え初日は違和感があるが、すぐに慣れる。
将来的には8Kにも期待：この作業効率を知ってしまうと、さらに大きな画面・高解像度モデルが欲しくなります。