ずっと10年間BMWディーラー任せだったメンテナンスを今後自分でやっていくことにした。先のK1200Sクラッチスレーブシリンダーを交換でメンテナンスしたことで一定の自信を得たのだ。
オイル交換のため用意したパーツ
その他の必要な工具は元から持っていた工具を使用した。ラチェットレンチやトルクスビット、電動工具など
カウル、シートを外して、オイル交換体制を作る
カウル付き車体はどうしても最初に邪魔なカウルは外さないといけない。
分解してみるとよくわかるが、K1200のエンジンは非常によく寝ている。フレームから吊り下げられているエンジンだ。低重心を作られているポイントでもある。
今回使用したエンジンオイル
価格は2640円/Lと純正オイルより高いものを入れてみることにした。理由は、クラッチのニュートラルの入り悪さを改善したいからだ。筆者のK1200Sは長期間エンジンオイルを替えなかったためか、クラッチが常時つながった状態になってしまった。そのためN(ニュートラル)状態に入りにくい状態が続いていた。
暖機運転を行う
5分ほど走行して、冷えたオイルを温めます。
まずはポンプでオイルを吸い上げる。
K1200Sはドライサンプ式のため、オイルタンクが別途存在する。そのタンクから約3Lほど古いオイルをまず抜いてあげる。
写真のように電動ポンプとドレンタンク4Lを用意した。手動式のポンプでもOKだ。
今回抜いたオイルはやばい色していた。もはやチョコレートだ。
ドレンボルトを開封する
先端が磁石になっており、鉄粉が見事に付着している。ドレインボルト開封時にこれを同時に除去できる、画期的なアイデアだ。それ以外はオイルフィルターに吸い取られると思われる。
オイルフィルターをはずす
純正のオイルフィルターは専用のオイルフィルターレンチが必要です。ですが、このレンチのせいで、シフトペダルと干渉してしまう。
なので、シフトペダルをいったんはずす必要があった。
この状態でようやく、純正オイルフィルターをはずすことができた。
オイルフィルターを外したら、セルモーターを一瞬回しながら、停止させる。これを何回か行うことで、内部のオイル循環を即して、オイルの排出を促進する。
新しいオイルを投入する
オイルフィルターを交換して、ドレンボルト(ガスケットは交換)を閉じたら、新しいオイル4Lを投入穴から入れてゆきます。ちょうど4LでMAXライン手前まで入りました。
あとはしばらく走行して、オイルの高さに変動がなければOKです。
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