




大阪・関西万博 チリ館(チリパビリオン)まとめ


基本情報
- 開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)
- 場所:夢洲「いのちを救う(Saving Lives)」エリア
- 参加目的:チリの豊かな文化遺産、革新的技術、持続可能性への取り組み、アジア太平洋地域との関係強化を発信。
パビリオンの特徴・設計
- 「マクン(Makün)」:人々を包むチリの織物
- チリ館のシンボルは、マプチェ先住民族の伝統的な手織物「マクン」。
- 表面積242平方メートルの巨大なインスタレーションで、200人のチリ人織り手による手作業。
- CLT材(直交集成材)と手織り布を組み合わせ、伝統と最先端の持続可能建築技術を融合。
- 組立・分解・再利用が可能なエコで「ノマド」な建造物。
- 「マクン」はマプチェ語で「マント」「保護する衣」を意味し、包容力や多様性を象徴。
- パビリオン内には40メートル超の大型スクリーンが設置され、没入型・インタラクティブな体験が可能。
主な展示・体験内容
- 20のテーマウィーク
- 万博期間中、チリの多様な魅力や産業を発信する20のテーマウィークを独自開催。
- 例:農業食品、天文学、物流・港湾、スポーツ、鉱業、防災レジリエンス、テクノロジー、先住民族、エネルギー、生物多様性、観光、女性活躍、クリエイティブエコノミーなど。
- 80以上の業界団体と25以上の政府省庁・機関が参加し、160以上の国・国際機関に向けて発信。
- 文化・芸術プログラム
- 著名・新進チリ人アーティストによるステージ公演や文化体験を実施。
- 5月12日:チリのナショナルデー(特別イベント・プレゼンテーション)
- 5月13日:「チリ・フェスト」(音楽・ダンス・文化体験イベント)。
- 特別イベント
- 6月14~18日:チリ海軍の練習帆船「エスメラルダ号」が大阪港に寄港。
- ワイン・ピスコ等の試飲体験
- チリ産ワイン、ピスコ(ぶどう蒸留酒)、サイダー、ジン、ビールなどの試飲体験を毎日午後1時間限定で実施。
- 万博公式テーマウィークとの連携
- 「学びと遊び」週間(7月17~28日):日チリの若者が共創プログラムを実施。
- 「地球と生物多様性の未来」週間(9月17~28日):パタゴニアの生物多様性保全団体が参加。
理念とメッセージ
- チリ館は「創造性」「文化」「持続可能な未来への取り組み」を象徴し、訪問者一人ひとりにユニークな体験を提供。
- アジア太平洋地域との結びつきを深め、持続可能な産業のハブとしての役割を強調。
- チリと日本の長年にわたる友好・経済協力のさらなる発展を目指す。
まとめ
チリ館は、伝統とイノベーション、持続可能性が融合した体験型パビリオンです。巨大な手織物「マクン」を中心に、20のテーマウィークや多彩な文化・産業イベント、試飲体験などを通じて、チリの多様な魅力を五感で楽しめます。大阪・関西万博で見逃せない注目スポットの一つです。
大阪・関西万博 カンボジア館まとめ(2025年)









テーマ・コンセプト
- カンボジア館は「観光と産業開発」をテーマに、カンボジアの歴史・文化・自然・産業の多様な魅力を発信しています。
主な展示内容・見どころ
- アンコールワットの再現エリア
世界遺産アンコールワットのミニチュアや、代表的なレリーフ「乳海攪拌」をモチーフにしたサイネージ展示があり、現地の雰囲気を体感できます。 - コーケー寺院と国獣コープレイ像
世界遺産コーケー寺院をテーマに、カンボジアの国獣「コープレイ」の像などで豊かな自然資源を表現。 - 伝統的な竹の家・田園風景
伝統的な竹の家の展示や、中央には緑豊かな水田のパノラマビューがあり、農業の潜在力や米製品の魅力も紹介。 - 伝統工芸・産品の展示・販売
クメール製品(カシューナッツ、香り高い米、銀・銅の彫刻、黄金の絹織物、伝統工芸品など)や、カンボジア特産の生胡椒の塩漬けなども販売。 - VR体験・映像紹介
カンボジア文化を体験できるVRコンテンツや、経済・貿易・投資・観光の可能性を伝える紹介ビデオも上映。
建築・デザイン
- コンパクトな設計ながら、細部までカンボジアらしい世界観を再現。伝統建築や仏像、遺跡の雰囲気が随所に感じられます。
入場・混雑状況
- 予約不要で入場可能。混雑時でも待ち時間は比較的短く、空いている時間帯なら待ち時間なしで入場できることも多いです。
まとめ
カンボジア館は、アンコールワットの再現や伝統工芸品の展示・販売など、カンボジアの歴史・文化・産業を五感で楽しめるパビリオンです。現地の雰囲気を体感できる工夫や、特産品の購入、VR体験など、大人も子どもも楽しめる内容となっています。予約不要で気軽に立ち寄れる点も魅力です。
コモンズB館(大阪・関西万博2025)まとめ


**コモンズB館**は、2025年大阪・関西万博で複数の国や地域が共同で出展する「共同館(コモンズ)」のひとつです。ここでは、主にアフリカ・カリブなど多様な国々の文化や産業、伝統を一度に体験できます。
主な特徴と魅力
- 複数国の共同展示
- ジャマイカ、ジンバブエ、モーリタニア、ベナンなど、様々な国がブースを構えています。
- それぞれの国の伝統衣装、民芸品、楽器、映像、文化体験ができるブースが並び、まるで「ミニ世界旅行」のような雰囲気です。
- ジャマイカ館(コモンズB内)
- 「たくさんの人種から成る一つの国民 – さあ、つながろう」をテーマに、アートワークや映像、ブルーマウンテンの自然やコーヒー、音楽、スポーツ、食文化などを展示。
- 本場のジャークチキンやブルーマウンテンコーヒーの試飲・試食も可能。
- ボブ・マーリー、ウサイン・ボルト等の等身大フォトスポットも人気。
- ジンバブエ
- VRヘッドセットで現地の大自然映像体験や、伝統舞踊映像の上映。一部ではダンス体験も可能。
- モーリタニア
- 砂漠やラクダ文化、伝統工芸など、アフリカ西端の国ならではの展示。
- ベナン
- 経済発展や伝統文化、ユネスコ無形文化遺産「Gelede」などを紹介。Tシャツなどの物販もあり。
- 展示体験の多様性
- サハラ砂漠の砂に触れる、楽器の演奏体験など、五感で楽しめる体験型展示が多い。
- 各国スタッフとの交流や、音声ガイドの無料利用も可能。
利用・アクセス情報
- 予約不要・自由入場
- コモンズB館は予約不要で、比較的待ち時間が少なく自由に入場できます67。
- 屋内型で、天候に左右されず快適に見学できるのもポイントです。
まとめ
コモンズB館は、規模は大きくないものの、複数の国の文化や産業を一度に体験できる「ミニ世界旅行」のようなパビリオンです。各国の伝統・文化・食・音楽・アート・産品などが凝縮され、気軽に異文化交流が楽しめます。特にジャマイカ館の展示や体験、ジンバブエのVR体験、ベナンの伝統芸能紹介などが注目です。

























大阪ヘルスケアパビリオン(大阪館)概要
テーマ・コンセプト
- テーマは「REBORN(リボーン)」――“人は生まれ変われる”、“新たな一歩を踏み出す”を掲げ、「いのち」や「健康」、未来の都市生活を体験・発信する参加型パビリオンです。
- 大阪府・大阪市、経済界、企業、大学、府民・市民が一体となって出展し、「オール大阪」の知恵とアイデアを結集しています。
建築・デザイン
- 敷地面積10,500㎡、延床面積9,800㎡、地上2階建ての大規模施設で、日本館に次ぐ規模。
- 「鳥の巣(ネスト)」をイメージしたデザイン。多様な屋根は「膜」と「水」で構成され、外壁やアトリウムには大阪府内産の木材を使用。
- 流れる水は「水の都大阪」を象徴しています。
主な展示・体験内容
- リボーン体験ルート(要予約)
- センサーやカメラで髪や肌、視覚、筋骨格、心血管などを測定し、25年後の自分のアバターとともに未来の健康・美容・食・交通などを疑似体験できる。
- 健康情報から生成される「ミライのじぶん」とともに、未来のヘルスケアや都市生活を体験。
- リボーンチャレンジ
- 約400社の大阪の中小企業・スタートアップが週替わりで、ヘルスケア、SDGs、デジタル、ライフスタイルなど26のテーマで新技術を展示・体験。
- 事前予約不要で、気軽に最先端技術を体感可能。
- 未来の都市・食・文化ゾーン
- 未来の都市や食、文化、ヘルスケアに関する展示が1階・2階に広がる。
- 地球をイメージした透明な球体内で、水耕栽培と陸上養殖を組み合わせた循環型生産システム(アクアポニックス)も展示。
- 体験型展示・エンターテインメント
- ゲームやAR(拡張現実)を活用し、命や健康への向き合い方を楽しみながら学べる。
- ロボットによる調理の実演や、ARデバイスを使ったカプコン「モンスターハンター」世界の没入体験も併設シアターで実施。
- 「ミライ人間洗濯機」などのユニークな展示も体験可能。
パビリオンの目的・役割
- 「いのち」や「健康」の観点から未来社会の新たな価値を創造し、大阪の活力や魅力を世界に発信。
- SDGs先進都市として、持続可能な未来社会の姿を示し、SDGs達成目標の2030年以降を見据えた取り組みを発信。
- 参加・共創型の展示や体験を通じて、来場者に驚きや発見、感動を提供し、新たな行動につなげることを目指しています。
まとめ
大阪ヘルスケアパビリオンは、「REBORN」をキーワードに、未来の健康・都市生活・技術を体験できる大規模・体験参加型パビリオンです。最先端のヘルスケア技術や大阪の中小企業のイノベーション、未来の都市像を五感で楽しみながら学べる内容となっています。
















フェスティバル・ステーション(大阪・関西万博 2025)概要

**フェスティバル・ステーション**は、2025年大阪・関西万博の会場内に設けられる、国内外の「まつり」や伝統工芸、芸能を一堂に集めて観覧・体験できる特別な空間です。日本全国・海外の多様な伝統文化が集結し、来場者同士が交流できる場として設計されています。
主な特徴・施設内容
- 多様な催事・体験
- 各地の祭り、伝統芸能、工芸品の展示や実演、体験型ワークショップなどを実施。
- 伝統文化を通じて、参加者同士や出演者との交流が促進されます。
- 施設構成
- 屋内イベントスペース:約1,060㎡、最大約800名収容。音響・照明・LEDビジョン等の設備を完備。
- 体験型イベントブース:1ブース約13㎡×2棟、各ブース9名程度の体験が可能。
- ステージ:ステージ面積約79㎡(横12.6m×奥行6.3m)、高さ1.2m。LEDビジョン設置、客席最大336席(車いすスペース含む)。
- 屋外エリア:ポップアップステージや小規模な屋外ステージも複数設置され、音楽・トークイベント・祭りなどを会期中入れ替え制で開催。
- 設備・備品
- 音響・照明・映像(300インチLEDビジョン)、椅子、控室、空調設備などを完備。
- 全エリア禁煙、飲食はペットボトル等蓋付き飲料のみ持ち込み可。
利用・運営について
- **完全屋内型施設**で天候に左右されず快適に利用可能。
- 催事主催者は会場設営やレイアウト変更など一部費用負担が必要。
- ステージやイベントスペースは用途に応じてサイズ調整や展示型イベントへの転用も可能。
まとめ
フェスティバル・ステーションは、日本や世界各地の祭り・伝統文化・芸能を「観る」「体験する」「交流する」ことができる万博の中心的なイベント空間です。多様なステージやワークショップ、展示が日替わり・週替わりで展開され、来場者が五感で文化を楽しみ、国際交流を深める場として大きな役割を担います


大阪・関西万博 ポルトガル館まとめ(2025年)

テーマ・コンセプト
- テーマは「海洋:青の対話(Ocean: The Blue Dialogue)」。
- 生命を育む資源としての「海」を探求し、持続可能な未来や地球規模の課題解決に向けたポルトガルの取り組みを、インタラクティブなマルチメディア体験や展示を通じて発信するパビリオンです。
建築・デザイン
- 世界的建築家・隈研吾氏が設計。
- 海の波や色を表現する約1万本のロープが館内外に吊り下げられ、リサイクル漁網やサステナブルな素材を使用した環境配慮型の建築。
- ロープは万博終了後も再利用される予定。
主な展示・体験内容
- 没入型マルチメディア展示
海洋と人類の共生を描いた視聴覚インスタレーションや、海洋保護の緊急性を訴えるインタラクティブな体験を提供。 - 科学・環境・産業の最前線
持続可能な漁業、再生可能エネルギー、海洋生物多様性、バイオエコノミー、ロボット工学、ナノテクノロジーなど、ポルトガルの先進的な取り組みを紹介。 - 文化プログラム
ポルトガルの食、音楽(ファド)、デザイン、芸術、ファッション、映画、文学など多彩な文化体験ができる。 - グルメ・限定グッズ
本場のグルメや伝統スイーツ、限定グッズが揃い、五感でポルトガル文化を体験可能。
歴史的背景・メッセージ
- ポルトガルと日本の500年にわたる交流の歴史も紹介。
- ポルトガルの領域の97%が海であることから、海洋保護と国際協力の重要性を世界に発信する使命を強調。
場所・アクセス
- 万博会場の「エンパワーリングゾーン(Empowering Lives Zone)」に位置。
- 最寄りは東ゲート(夢洲駅からアクセス可能)。
まとめ
ポルトガル館は、伝統と革新、そして海洋との深い結びつきを体感できるパビリオンです。隈研吾氏の印象的な建築とともに、最先端技術や文化、グルメを通して“海を越えてつながる未来”を五感で楽しめます。持続可能な社会へのヒントや、異国情緒あふれる体験を求める方に特におすすめです。

帰路について(東ゲート)

大阪・関西万博の東ゲートから帰路につく際、「駅まで遠回りさせられた」という声が出ている件について、現状をまとめます。
東ゲートから夢洲駅へのアクセス
- 東ゲートの最寄り駅はOsaka Metro中央線「夢洲駅」で、会場公式案内では「駅まで徒歩2~5分、約250m」とされています。
- 夢洲駅は東ゲートの目の前に位置し、原則として最短距離でアクセスできる構造です。

遠回りの理由・現地の運用
- 実際には、混雑緩和や安全確保、動線整理のため、退場時に一部ルートが規制され、遠回りの導線が設定されることがあります。
- 特に混雑ピーク時や閉場直後は、来場者が一斉に駅へ向かうため、危険防止やスムーズな流れを確保する目的で、スタッフの案内に従い、通常よりも長いルートを歩かされるケースが報告されています。
- これは大規模イベントでよく見られる運用で、駅構内や改札付近の混雑・滞留を避けるための措置です。
公式案内・注意事項
- 公式サイトでも「退場ゲート(西ゲートまたは東ゲート)を間違えないように」と案内があり、帰路の動線やフローチャートが随時更新されています。
- ただし、現地の混雑状況や安全対策によって、案内ルートが変更される場合があるため、スタッフの指示に従う必要があります。
まとめ
- 東ゲートから夢洲駅への本来の距離は短いですが、混雑や安全対策のため、帰路時に遠回りのルートが設定されることがあります。
- これは来場者の安全確保と円滑な移動のための措置であり、現地スタッフの案内に従うことが求められます。
- 今後も混雑状況や運営方針によって動線が変わる可能性があるため、最新の案内や公式情報を確認してください。
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