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ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WLで車載ツーリングに使えるか実験

ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WLで車載ツーリングに使えるか実験

SC-DF25WL

目次

ほぼ未使用のツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WLをメルカリでGET

ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WL

ワクチン用に出回った製品をリユースに出されたのでしょうね。


日本製の-40℃冷凍庫がこの価格は驚きで衝撃入札しました。前から気になっていた。この冷凍フリーザーは15年ぐらい前から製造された製品と思うが、その性能の凄さがいまだに中国製品に抜かれていません。
そして、以前購入した25リットルよりもガタイも大きく、バイクに積むのは困難かもしれませんが、期待が膨らみます。
また、たったの48Wという低消費電力なのも魅力ですね。これならスーパーカブ125ccでもキャリアに積んで実用できるかもしれません。

大量に同じリサイクル会社が販売していたので、やはりコロナ利用だったんでしょうね。

ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WL

公式サイトにもそのようにうたっていますね。

SC-DF25WLスペック

  • 軽量コンパクトで冷却性能に優れたスターリング冷凍機を採用しいます。
  • ヘリウムを冷媒にした、地球環境に優しい完全ノンフロン型です。
  • カー用DC12V電源と家庭用AC100V電源の両用です。
  • 真空断熱材により庫内温度の変動が少なく、冷却性能に優れています。
  • 30℃から-40℃まで約5時間で冷却できます(使用環境温度25℃)。
  • 1℃単位で温度設定が可能です。
  • 温度設定:-40~+10(1℃単位)
  • 重量:15kg
  • 内容量:25L
  • サイズ:本体/695×350×460mm、庫内/335×225×340mm
  • 冷媒:ヘリウムガス
  • 材質:本体/PP、庫内側壁/アルミニウム、断熱材/真空断熱パネル・発泡ウレタン
  • 電源:DC12V
  • 消費電力:48W(DC12V?4A)
  • 付属品:シガーレットプラグ?DC12Vコード・ACアダプター

主な特長

TempViewは、医療/製薬業界の「GDP」や食品業界の「HACCP」など、ロジスティクス管理で温度制御を必要とするアプリケーションに適した、信頼性が高く使いやすい新しい温度ロガーです。
さまざまな設定からレポートの自動作成まで、すべての操作はスマートフォンなどの携帯端末でのみ実行できます。

持ち運びに便利なコンパクトサイズ。搭載されている冷却機「FPSC」は揺れや衝撃にも強く、コールドチェーンに最適です。

SC-DF25WLは、厳密な温度管理が必要なコールドチェーンデリバリーの分野で使用されています。壁または車のコンセント(AC 100V / DC 12V)から電力を供給できます。

持ち運びに便利なコンパクトサイズ。搭載されている冷却機「FPSC」は揺れや衝撃にも強く、コールドチェーンに最適です。

ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WL 2024年9月18日到着

流石日本製です。立派な箱に入ってきました。大きいです。

中華製の冷凍庫を移動したら濡れていました。断熱が甘い証拠です。

開梱設置!でかいです。中身無しで持った感じは軽いです。
それほどグリップが持ちやすい。15kgが軽く感じる。

エアフィルターがスライドして出てくるなど、仕様に芸がある。そして、いろいろカッチリ作られている印象で流石です。
また、内部には発泡材の内ぶたもあります。冷気が逃げにくい工夫がされています。

人間エアコン面水冷服A2ボトルを入れてみる

  • A2ボトルが2本は余裕で入りますが、1本を逆転した場合なんとか3本収まります。
  • 開発中のA3Bボトルは3本入りそうな感じがします。

SC-DF25WL付属品など

ケーブル類も、中華製と比べてしっかりとしています。また、ロガーもついていますが、これはコロナ過で追加されたものかもしれません。そのため普段は使いませんね。厳密なワクチン管理が必要でない限りは。

予冷でテスト

2024/09/18 15:35:58 電源ON 外気温32.8℃

2024/09/18 15:36:12 電源ON 直後の表示 庫内温度31.5℃

マイナス40℃(最低温度に設定)にした。

底面には、いつものゴムラバーを貼り付けました。車体との滑り止めになります。

2024/09/18 16:03:07 約30分経過 庫内温度18℃

2024/09/18 16:13:33 約40分経過 庫内温度10.5℃

2024/09/18 17:19:14 約100分経過 庫内温度-16.5℃

実用温度領域です。

2024/09/18 18:01:49 約2時間30分経過 庫内温度-25℃

ここまでは爆速で来た。中華製の冷凍庫では-10℃ぐらいまでが実用限界です。それをこの速度で達成

2024/09/18 23:31:49 約8時間経過 庫内温度-29.5℃

前人未到の領域へ

2024/09/18 23:46:46 常温の水約30℃を投入した結果 庫内温度-8℃

それでもマイナスを維持しつけていたのには驚きました。

しかし、内容物が入ると一気に下降が緩やかになりました。
冷凍したものを入れる。その温度を維持する製品と考えるべきです。ACコンプレッサー冷凍庫にはパワーでかないません。

2024/09/19 13:52:14 内容物の確認 庫内温度-14℃

中華製に比べて優秀だが、吸熱パワーまでは期待通りではありませんでした。
それでも庫内容量25リットル内では最強かも知れません。
25リットルあるが、実用使用限界は10リットル程度の運用で行った方が使用用途には良さげ。

配置場所によって大きく冷凍結果が異なりました。全く凍っていないもの、下半分が凍り付いたものがありました。

しかし、冷凍庫の稼働安定性はすごいです。普通にエラー無く運用できています。信頼性がすごい。
中華製はエラーで稼働が止まったり実用性に乏しいところがありましたが、きちんと繰り返しテストされ、作られているのが感じられます。カッチリ感。流石です。

2024/09/20 11:08:08 庫内温度-16℃ まだ半氷です。

AC冷凍庫ならもっと凍り付いています。そして、やはりパワーが弱いと感じます。

2024/09/21 13:20:56 庫内温度-31.5℃達成。

内部がほぼ凍った様子で、記録を更新し続けます。

内容物が満載の場合、完全に凍り付くまで48時間は必要です。また25リットルと大容量なので仕方ありませんが、ツーリングでどうか?検討したいところです。

説明書にもありますが、冷凍したものを投入し、保管し続けるには超安定性があります。車の場合、ポータブル電源経由なら、連続で動作させられるため、より遠方へも安心できますね。

この時点でのパワーは最強レベルですが、この2倍の出力で庫内吸熱パワーを2倍にできればいいな。90Wクラスですが、現場での実用性が高そうです。

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