INSTA 360 ONE Rは熱暴走する。
筆者はビルド中の3Dプリンターの撮影をしようと、INSTA 360 ONE Rでタイムラプス撮影を行った。
実験では室温25℃の環境下、タイムラプス60秒や120秒といったすべての設定を試した。
翌日、撮影動画を見ようとしたところ、カメラはフリーズしており、本体は熱くて触れない状態だった。
タイムラプス(低速度撮影)とは
低速度撮影とは高速度撮影とは逆にカメラの回転速度を低くして、撮影するコマ数を24枚/秒より少なくして撮影する技法。一般的にはコマ落としなどと言われている。スピード感ある効果が出るため、決闘や戦闘のシーン、追跡のシーンなどで用いられることがある。
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プログラムの設計が悪い
通常、タイムラプスは1分とか、それ以上で撮影が好ましい。5秒撮影とかだと、常に待機状態が強いられるため、電力を多く使う。また360度のツインカメラもあってか、かなり商品電力が高いと思える。
長時間使用するため、基本的にUSBCは電源供給状態だ。
バッテリー駆動なら1時間ほどしか撮影に堪えないだろう。
対策を考えた
熱暴走を防止するには、放熱が不可欠。よって、強制空冷を行うことにした。
カメラの側面から映り込みを極力避けるように、両サイドに風が送り込まれるように5Vファン(USB給電)を配置した。風量は大して強くないが、排熱はしっかりと行われているようだ。
排熱対策後
正常に撮影カウントしている。機能しているようだ。
まとめ
INSTA 360 ONE Rの熱暴走対策は、強制空冷を使え!
思うこと
いまはこれしか方法がない。そのうちアップデートで、熱対策が行われるかもしれない。カメラをコンパクトにして、解像度や性能を上げると、排熱問題が極端に上がってしまう。iPhoneXなども熱暴走がひどかったがiPhone11ProMAXでは、今のことろ熱暴走は経験がない。熱暴走回避には、より省電力で撮影できるカメラが求められている。今後のニューモデルに期待したいことろだ。
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