EMSの追跡情報を見てみる
4月4日に郵便局が引き受けた荷物が11日になって、ようやく相手国の国際交換局に到着しています。これはつまり、どういうことなのか?
EMSのお客様サービス相談センター問い合わせた
回答が得られたのは、国際交換局から発送というフラッグは日本の税関を通過し、貨物を航空貨物?に引き渡したということでした。
追跡情報のさらに詳細の意味を、以下に意訳してみました。EMSや日本郵便は追跡情報が不親切で分かりにくいため、参考になっていただければと思います。
3~4にかけては通常は1~2日で記録されるが、今回遅れた原因は、「減便」でした。日本郵便EMSもそのことをホームページなどでは一切告知しておらず、非常に不親切。差し出した郵便局の窓口も、そういった遅延確認などの通知をアナウンスしていなかった。
結局2週間もかかって、いまだ荷物が到着しない結果になっている。
郵便局に持ち込んで、荷物を受理されたとき
最寄りの国際空港に到着したとき
日本の税関を通過し、貨物を航空貨物業者?に引き渡したとき
つまり、相手国に向けて実際に航空機に積載されて飛んだわけではない。
このフェーズで追跡情報が更新されない場合、出発していない可能性が高い。
相手国の保税倉庫に入った時
外国の国内線で転送されるとき?
受取人の最寄りの税関に到着し、荷物検査となった時
荷物の許可のための通関手続きを待っているとき
EMSのお問い合わせ電話での一面
こんなに遅いなら船便のほうがいいよね?
船便なら1か月はかかります。
いや、そういう、返しじゃなくて・・・。
アナウンスもせずに引き受けるなら、お金返してほしい
すみません
結局は、速達は成立せず、返金もありませんでした。スピード郵便の約束は果たされませんでした。
EMSが遅い、遅延する原因まとめ
- 航空機が減便(つまり、積載順番待ち)
- 荷物が遅延して届くアナウンスがない
新型コロナなどの影響を受けて、航空機便が減便となり、その余波がいまだにあるとのことを、問い合わせした電話で知ることになった。おそらく、多くの同様のクレームを抱えているにもかからわず、アナウンスを徹底しない点が、日本郵便のレベルの低さだと再認識した。
2週間もかかる発送なら、船便でもよいかもしれません。
通関電子データ送信義務化について
もはや、手書きはNGになりました。これからどんどん電子化が始まります。とても手間がかかるのと、情報を政府機関に吸い取られていくのが残念です。
国際郵便通関電子データ送信義務化について
2021年1月1日(金)から通関電子データの送信が、万国郵便連合において義務化されました。物品などを内容品とする国際郵便物を手書きのEMSラベルなどで差し出されると、通関電子データが送信されないため、名宛国で通関の遅れや返送のおそれがあります。
【重要なお知らせ】
<全ての国・地域宛て通関電子データ送信>
2024年3月1日(金)から、物品等を内容品とする国際郵便物につきましては、全ての国・地域宛てについて、通関電子データの送信を必須とします。手書きラベルでは通関電子データが送信されないため、お引き受けができなくなります。また、通関電子データの送信対象となる郵便種別を拡大し、物品などを送る場合は全て対象とします。詳細はこちらをご確認ください。
<一部のヨーロッパ等の国・地域宛てHSコード類送信>
2023年9月22日(金)から、一部のヨーロッパ等の国・地域(EU加盟国等)宛てに送る場合、内容品のHSコード類を通関電子データで送信することを推奨します。HSコード類を送信しなかった場合や誤ったコードを送信した場合は、現地税関の判断により郵便物の通関の遅れや返送、受取人さまにおける過大な関税の支払い等が発生するおそれがあります。詳細はこちらをご確認ください。名宛国・地域別の通関電子データの要否については、「国際郵便物の差出可否早見表」の「通関電子データ送信」欄でご確認ください。
<米国およびヨーロッパ等の国・地域宛て>
名宛国・地域の法令あるいは要請により、手書きラベルでは通関電子データが送信されないため、お引き受けができません。
該当する国・地域はこちらをご確認ください。ラベルを作成される際は、通関電子データを送信できる「国際郵便マイページサービス」をご利用ください。
日本郵便HP
最終結果報告
18日経過して到着した 速達のEMS 船便のほうが早い(笑)
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