とってもかわいい!めいかお嬢様作のイラストを4mmのアクリルキーホルダーにしました。
さすが、めいかお嬢様、めきめきと作画の実力が上がってきており、このクオリティーの絵を毎日書いている先生です。
このアクリルキーホルダーに仕上げたところ、その良さが際立ってきますね。アクキー人気があるのはわかります。
LEF20紫外線硬化型プリンターの罠
久しぶりにLEF20を稼働させたため、インクリフレッシュがきれいに出ず、難儀しました。
もう10年以上放置しているプリント機なので、いろいろ消耗しています。買ったはいいけど、出番が少なく、全然売り上げに反映しない実機です。そのくせ、インクは毎日リフレッシュしなくてはならず、インク循環代で年間数万円を必要とします。
結構いいお値段で買ったものの、マネタイズ運用ができないと、ただの場所をとるでかいプリンターになってしまいます。フル稼働運用したかったなぁ。
アクリルキーホルダー生産
一般的にアクリルキーホルダーは縦横サイズでオーダーができ、1個からでも作ってくれる業者が存在します。1個単価1200円ほどで、サイズは5cm程度からのようです。
アクリルをレーザーカットし、プリンターで印刷して仕上げます。
入稿された絵を編集する
実は入稿絵を生産用に加工する手順に手間がかかります。様々な形式で送られてくる絵を、半自動的に編集できなければ、結構面倒な時間を消費します。多くのオーダーが1度にあれば効率は良いです。
具体的にはアクリルをカットするアウトラインを製作したり、柄と透明にするか所の判別、DTP作業です。この辺りは手間がかかります。
EPSカットラインをレーザー加工機に送る。
4mmの透明押し出しアクリル板50Wレーザー機に75%レーザーを3.5mm/秒でカット(何度かテストしてメニュー化)
EPS印刷データをプリンターに送る
特色印刷のため、カラーデータの背面にもう一枚のレイヤーを用意し、そのレイヤーにホワイトインクを充てる。これがデータ作成上結構手間がかかる作業になります。
プリンター出力設定をCMYK>ホワイトに設定し、テストプリント(ここで印刷結果を確認します。)
次に本番のアクリルを置いて、マスキングテープで簡易固定します。Z高さを再調整し、プリント開始
おや?色がおかしい。インク循環とインクリフレッシュを数回繰り返す。再プリントの連続。
そして完成したのがこちら
市場価格では6個×2種でこのサイズだと1.5万円ほどでしょうか。全長8cmほど
よく考えたら、カットしたアクリルの抜け殻のほうを治具にしたらいいんだな。そうしたら、量産性が向上した気がする。今度やってみよう。
生産性を高めることができなければ、ビジネスにならない。そしてやる気がしない。
今回は良い勉強になったかもしれない。
めいめい堂は、時々ポップアップストアで買えます!
https://www.pixiv.net/users/891464
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[…] めいめい堂のキーホルダーをつくったの巻オリジナルキーホルダーを作る […]