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株式会社バリュープレスで被害額165,000円のサブスク詐欺にあった件





バリュープレスとは、多くのメディアに発信するための、ニュースリリースサービス。同様のサービスは他にもいくつか存在します。

目次

valuepress事件内容

2022年7月2日に、1か月の契約のつもりで申し込んだところ、12月分までの計5回分の使用料金がカードにより引き落とされていた事件

発覚

年末の時期に入り、会計事務所よりカード明細の請求があったため、利用履歴を確認したところ、使った覚えのない請求が目に留まり、事件発覚した。

上図は10月分のカード明細スクリーンショット

サブスクリプション契約とは、商品やサービスの利用権に対して料金を課す契約方法のことです。 サブスクリプションという言葉は「定期購読」を意味するもので、もともと雑誌や新聞の購読で利用されてきました。 1か月や1年、複数年単位での契約など、一定の期間を設定して契約することが多いです。

サブスク契約の罠

この会社は、以前から利用していたが、かつては期間限定の1回/1月買い切りサービスであった。最近(コロナ過の経営状況の悪化を受けてか?)になって、サブスクリプション契約へ仕様変更されており、そのため、気が付かずに解約を意図的に忘れさせるような仕様に改悪変更されていた。

以下はマイページのダッシュボードだが、ここ見ても、現在契約中なのかどうかはっきりと見えない。契約中を認知させないように意図的UIを設計している。顧客に契約離脱を極力させない工夫を行っている。

サービス画面のトップページ(ダッシュボード)

上の写真はサービス画面のトップページ(ダッシュボード)のスクリーンショットだ。

通常ここに、契約中のプラン掲載やすべての周知が必要な重要事項は明示される。

お支払いのタブを見ても

この画面を見ても、契約されている事実はわからず、また毎月の決済メールも送らないという徹底ぶり。「解約」の文字は見当たらない。

契約後に送られてくるメール

この内容をみてもおかしい。

 自動更新時はご決済完了のご案内メールは送信されません。

とあります。

メールが課金ごとに送られて来ていたら、ログインもせずに5回もスルーするだろうか?

最初の1回目で気が付くはずだ。悪意を感じる仕様です。

今回の発覚はクレジットカードの明細を見て初めて事実に気が付いた。

契約時に送られてくるメール
****様

この度はvaluepressをご利用いただき、誠にありがとうございます。
以下のお申し込み内容で決済が完了いたしました。

==========

■決済日時:2022-07-02 15:10
■決済内容:スタンダード 30日間利用料(2022/07/02〜2022/08/01)
■決済金額:33,000円(税込)
■決済手段:クレジットカード

==========

 今回お申し込みいただきましたスタンダードは、
 30日毎に自動更新/自動課金が発生する定額制プランです。
 上記の30日間が経過しますと、今回ご決済いただいたクレジットカードにおいて、
 33,000円(税込)の自動課金(ご請求)が発生し、ご利用期間が30日間延長されます。
 以降も同様の手続きが30日毎に自動でおこなわれますが、
 自動更新時はご決済完了のご案内メールは送信されません。
 自動更新を停止したい場合はログイン後の【設定変更】メニューよりお手続きが可能です。

 ■マイページ「定額プラン設定確認」 ※要ログイン
 https://www.value-press.com/users/subscription_payment_credits

ご不明点などございましたら、
サポートデスクまでお問い合わせください。


何卒よろしくお願い申し上げます。


※本メールは配信専用のアドレスで配信されていますので、
本メールにご返信いただいても弊社で内容を確認することができません。
弊社へのご連絡はマイエージェントをご利用ください。

━━ valuepress ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 運営会社:株式会社バリュープレス
 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル2F

 ■お問い合わせはMYエージェントから
 MYエージェント(ログインが必要です)
 https://www.value-press.com/users/my_agents

 ■運営サービス
 プレスリリース配信サービス「valuepress」
 https://www.value-press.com/

 プレパブPRサービス「NOKKETE-ノッケテ-」
 https://nokkete.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(c), valuepress ━━━

解約忘れなどのトラブルにならないよう、他のサブスクリプションサービスでは、次回課金予定日などをお知らせする通知メールや課金完了メールを送信してくるケースが多い。

慌てて2022.12.14解約の処理を行った

が、時はすでに遅し、33000円×5回(合計165,000円)が未使用なのに課金されていた。

8月から12月まで5か月、一切ログインはしていない。

また、ログインの根拠は一切顧客側から証明できないが、期間中1回も出稿利用していない。

そのことから解約忘れ、解約したつもりにさせているシステムに問題がある。

以下は解約後に送られてきたメール。

解約時に送られてくるメール

問題の報告により返金を求めた

申し込み画面の確認2022.12.14現在

決済はこちらをクリックすると以下が開く

メッセージのやり取りスクリーンショット2022.12.15


お客様からのメッセージ (2022年12月14日 12時36分)

7月までの契約だったものが、いまだに引き落としされています。

エージェントからの返信 (2022年12月14日 14時11分)

valuepressサポートデスクです。
いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。

7月にお申し込み(ご決済)をいただきましたのは、
定額制継続課金プラン[スタンダード]となりまして、
先ほど、お済ませいただいておりますが、
解約(自動更新の停止)のお手続きをしていただかない限り、
30日ごとに自動更新(ご利用期限の自動延長)/自動課金の発生する、
サブスクリプションモデルのプランとなります。
この旨は弊社サイト上や、
7月のご決済時にお送りしているメール(7月2日15:10に送信)でも
ご案内差し上げております。

2022年07月02日を最後に以降使用していないため、
ご返金がご希望とのことでございますが、
定額制継続課金プランの料金は、従量課金プラン[エコノミー]とは異なり、
プレスリリースの配信料金ではございません。

いつでも好きなときに好きなだけ

・プレスリリースを配信できる
・プレスリリースの原稿作成を弊社に依頼できる

という「権利」を、30日間、33,000円にてご提供するプランとなりますので、
期間中、プレスリリースの配信が発生していない場合でも、
解約のお手続きをお済ませいただかない限り、
ご利用料金が発生する仕組み(サブスクリプション)です。
フィットネスジムや動画配信サービス(Netflixなど)といった、
サブスクリプションモデルの定額制サービスと同様の仕組みとなりまして、
フィットネスジムは利用していない月でも退会をしない限り、
毎月の月会費は発生しますし、
動画配信サービスも同様に、月内で一度も動画を視聴していなくても、
退会をしない限り、毎月の利用料は発生します。

また、本アカウントにおける定額制継続課金プランのご利用は、
今回が初めてではないようでして、
その際(2020年に2回)は、ご決済から30日後の自動更新が発生する前に、
解約のお手続きをお済ませいただいておりました。
以下の日時のメールをご確認いただけますでしょうか。

——————
2020年4月1日(水) 15:40 スタンダード決済

2020年4月25日(土) 14:54 解約手続き完了

2020年5月2日(土) 0:15 スタンダード利用終了メール送信
——————
2020年6月23日(火) 9:20 ビジネス決済

2020年7月20日(月) 15:40 解約手続き完了

2020年7月24日(金) 0:15 ビジネス利用終了メール送信
——————

こうした背景により、誠に申し訳ございませんが、
ご返金を承ることはできかねます。

但し、お客様のご事情も踏まえ、社内調整をおこないまして、
今回のみの対応となりますが、
配信の発生していない8月から12月の自動更新分(計150,000円)につきましては、
本アカウントの残高へキャッシュバックさせていただくことといたします。
こちらの対応にて、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
残高のご利用期限はございませんので、以降お好きなタイミングで、
定額制継続課金プラン[スタンダード/ビジネス]にお振り替え(30日単位)が可能です。
他アカウントへの残高移動も承りますので、別途アカウントを作成いただいて、
新アカウントで残高をご利用いただくことも可能です。
以降、定額制継続課金プラン[スタンダード/ビジネス]をご利用の場合は、
MYエージェントより、ご利用開始日をお知らせください。

以上よろしくお願い申し上げます。

お客様からの返信 (2022年12月14日 22時34分)

もともと契約は30日限定で使用する意向でした。

しかしながら、解約が分かりにくく、メールのアナウンスもない状態であり
正確な処理ができなかったものです。

この仕様は契約の間違いを誘うものです。いかがかと思います。

メール案内があれば翌月には無駄に気が付いて、対応できたはずです。
今回のエラーはインフォメーションの不十分かと思います。

ログインさえしておりません。つまり活用する意思はないものと言えます。

今後の使用予定も現時点ありませんし、不信感を抱いているため、
アカウントへチャージではなく、返金でお願いします。

返金いただけましたら、以降も継続をしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

振り込み手数料は負担いたします。
———————————–
【銀行振込先のご案内】
******銀行 ****部 
普通口座 ****** **********
———————————–


エージェントからの返信 (2022年12月15日 10時50分)

valuepressサポートデスクです。
ご返信ありがとうございます。

解約がわかりにくい、アナウンスがないというご指摘の点につきましては、
先にもお伝えしておりますが、
本アカウントにおける定額制継続課金プラン(スタンダード/ビジネス)のご利用は以前にもございまして、
その際は、自動更新が発生する前に解約手続きを完了されていることから、
本年7月のお申込み時は、定額制継続課金プランの仕組みやルールは、
ご承知の上でご利用いただいていると弊社では認識しております。

また、クレジットカードでのご決済時に、
「利用規約に同意する」というチェックを入れていただきませんと、
定額制継続課金プランはお申し込みいただけない仕様となっておりますが、
今回のようなケースですと、返金はお受けすることができない旨を利用規約で謳っております。

▼サービス利用規約
https://www.value-press.com/terms

更に、他の定額制継続課金プランをご利用のお客様につきましても、
例外なくすべて同一条件にて、
定額制継続課金プランをお申し込み、ご利用いただいており、
他ではご利用がない期間のご返金を承ることはございません。
今回、ご返金を承るということは、公正さに欠けるという判断のため、
誠に申し訳ございませんが、ご返金を承ることはできかねます。

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

お客様からの返信 (2022年12月15日 11時06分)

ログインさえせず、出稿が5か月もないものを平然と当たり前に構える姿勢に
同意できません。

こちらの使用したい意図が無いことは、これを根拠に言えます。

いくら規約に同意していようが、御社側に意図的な過失が認められる場合、
こちらの言い分は通ります。

次の回答を待って、当方は判断します。
ご回答お待ちしています。

バリュープレスの会社概要

支払い返金を求める根拠

  1. 2022年8月~12か月の支払い分につき、一度もサービスログインしていない。
  2. 2022年8月~12か月の支払い分につき、一度もサービスを受けていない。
  3. 2022年8月~12か月の支払い分につき、一度も入稿をを行っていない。
  4. 料金サービスについての説明が誰にでもわかりやすく掲載されていない。
  5. 解約について、誰にでもわかりやすくアナウンスされていない。
  6. 解約について、コメントを求めるアンケートが必須であり、自由に解約を求めるユーザーの権利に抵触する。
  7. 初回契約のみメールにて受け付けた旨のメールを送信されてくるが、次月以降の契約更新などのメールは送らないと、初回メール記載している。
  8. 初回契約のみメールにて受け付けた旨のメールを送信されてくるが、次月以降の契約更新などのメールは送ってこない。契約中の旨、ユーザーは認知ができない。
  9. サービスを提供するにあたり、プレスリリースの特性上、(新しいネタが必ず必要で)毎月必ず発信するとは限らない。
  10. サービスサイトに契約中のプランについて掲示がない。

その後の対応

お支払い>履歴・領収書はこちら

と画面を操作すると

以下の画面に到達する。

12/14にポイントとしてのチャージバックがされていることがわかる。厳密には消費税を支払っているため、165,000円が正解だが、チャージバックされた実際の価格は150,000円となっている。

今後の自分意思

上記のことから

この会社が悪質であることは、理解できたため、今後のお取り引きは二度とないと明言できます。

まとめ

  • サブスクリプション契約を利用した、人のうっかりエラーを誘う、誘発詐欺。
  • サービス利用の根拠がない
  • 実際に期間サービスを1度も利用していない。
  • 返金はされず、サービス内チャージに振り替えられた。
  • 今後同社サービスを利用することは無い。

参考資料

サブスクリプションサービスに関連する法律・利用規約に関する注意点を解説

https://tokyo-startup-law.or.jp/magazine/category02/regulations-related-subscription-service/

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