【Bambu Lab AMS】湿気対策の決定版!温湿度計付きシリカゲル容器を3Dプリントしてみた【フィラメント乾燥】 AMS用シリカゲル容器

【Bambu Lab AMS】湿気対策の決定版!温湿度計付きシリカゲル容器を3Dプリントしてみた【フィラメント乾燥】 AMS用シリカゲル容器
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【Bambu Lab AMS】湿気対策の決定版!坂本石灰工業所の「なんでも除湿シリカゲル」と3Dプリント容器で最強乾燥システム

こんにちは!大阪のモノづくり職人です。

3Dプリンターを使っていると、どうしても避けて通れない大敵……それが「湿気」ですよね。 特にこれからの季節、フィラメントが湿気を吸ってしまうとプリント品質に関わるので、乾燥対策は死活問題です。

そこで今回は、愛用している Bambu Lab AMS(Automated Material System) の隙間を有効活用できる、「温湿度計付きシリカゲル容器」を3Dプリントしてみました!

鮮やかなグリーンでリベンジプリント!

前回は乾燥剤の再生時にうっかり容器ごとレンチンして変形させてしまいましたが、今回はバッチリです。 PET素材を使って作り直したので、耐熱性も強度も向上しています。 糸引きもほぼなく、整形品と言ってもいいくらいのクオリティで出力できました。

この鮮やかなグリーンの容器、正面に丸い穴が開いていますが、ここに「温湿度計」がシンデレラフィットする設計になっています。

選んだのはコレ!坂本石灰工業所「なんでも除湿シリカゲル」

今回中身に採用したのは、Amazonで高評価&コスパ最強の「坂本石灰工業所 なんでも除湿シリカゲル 1kg」です。

坂本石灰工業所 なんでも除湿シリカゲル 1kg

1kgも入って1,000円でお釣りが来る(記事執筆時点)という驚異のコスパ。これだけあればAMSを何台増設しても怖くありません。

このシリカゲルの特徴:

  1. 色の変化で湿気がわかる: メーカーの説明によると、色調変化の原料が変わったそうで、従来の「青→ピンク」よりも少し落ち着いた「藍色→赤紫」に変化するそうです。この渋い色の変化も、職人心をくすぐりますね。
  2. 電子レンジで復活!: 吸湿して色が赤紫色になったら、電子レンジで加熱すればまた藍色に戻ります。何度も使えるので非常に経済的です。
  3. 多用途: 本来はお菓子の袋や靴、タンス用ですが、3Dプリンターのフィラメント保管にも最適です。

100均アイテムで使い勝手アップ

この1kgの大袋、そのままだと使いにくいので、100円ショップで購入した「ガラス瓶」に移し替えています。 そしてAMS用容器への充填には、これまた100均の「ロート(漏斗)」が活躍。 サラサラと流し込む作業は、意外と無心になれて楽しい時間です(笑)。 容器の8割くらいまで入れるのがコツですね。

AMSに設置!湿度はどこまで下がる?

完成した容器をAMSの空きスペース(スプールの間の隙間)にセットします。 これがまた気持ちいいくらいにピッタリ収まります。

肝心の効果ですが、この容器を入れるだけで湿度はグングン下がり、目標の20%を大きく下回る「15%」程度まで落としてくれます。 AMSのパネルに表示される数値が下がっていくのを見るのは、何回やっても快感です。

まとめ

シリカゲルが変色したら、中身を取り出してレンジでチン!これでまた最強の乾燥状態が復活します。 (※容器はPETで耐熱性を上げましたが、念のためシリカゲルだけ取り出してチンしましょう!)

Bambu Labユーザーの皆さん、この「坂本石灰工業所シリカゲル × 3Dプリント容器」の組み合わせ、ぜひ試してみてください。

詳しい製作の様子や、シリカゲルを充填するシーンなどはYouTube動画でも公開していますので、ぜひチェックしてみてください。


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【Bambu Lab AMS】湿気対策の決定版!温湿度計付きシリカゲル容器を3Dプリントしてみた【フィラメント乾燥】 AMS用シリカゲル容器

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