

Chicchi Chiffoncake(チッチシフォンケーキ)のキーホルダーを3Dプリントで作った
今回は、大阪で人気のシフォンケーキ専門店**『Chicchi Chiffoncake(チッチシフォンケーキ)』**様のオリジナルキーホルダーの制作プロジェクトをご紹介します。
最新の3Dプリンティング技術を駆使して、お店の可愛らしいロゴをそのまま手のひらサイズのキーホルダーとして再現しました。制作の裏側と、こだわりのポイントを詳しく解説します!

FUSION360でデザイン後、Bambu H2Dを使ってプリントした結果です。PLA材料を使用しています。
1. プロジェクトの始まり:ロゴを「カタチ」にする挑戦
『Chicchi Chiffoncake』様のキーホルダー制作のテーマは、**「お店の温かい雰囲気とロゴの魅力を、耐久性の高いキーホルダーとして再現する」**ことでした。
一見シンプルに見えるロゴも、立体的なキーホルダーとして成立させるためには、厚みや強度、そして色分けの境界線など、細部にわたる設計が必要です。
💻 FUSION360で緻密なデザインを実現
まず、デザインにはおなじみのFUSION360を使用しました。
平面のロゴデータからキーホルダーの形状(キーリングを通す穴の部分を含む)を起こし、3Dモデルへと昇華させていきます。
- 立体感の演出: シフォンケーキの「ふわふわ感」を出すために、エッジは丸みを帯びさせ、見た目の可愛らしさを追求しました。
- 強度設計: 持ち運びの際に破損しないよう、最も薄い部分でも十分な強度を保てるように肉厚を調整しました。
2. 選定機材:Bambu H2D(Bambu Lab)とPLAの組み合わせ
デザインが完成したら、いよいよ3Dプリント工程です。今回のプロジェクトで活躍したのは、高性能な3Dプリンター「Bambu H2D(Bambu Labシリーズ)」でした。
🎨 美しいマルチカラーを実現する技術
『Chicchi Chiffoncake』様のキーホルダーは、複数の色を組み合わせてロゴを表現する必要があります。Bambu Labのプリンターは、多色プリントに非常に優れており、複雑な色分けも高い精度で処理できます。
- 材料(フィラメント): 環境にも優しく、発色の良いPLA材料を選定。キーホルダーとして十分な強度と、シフォンケーキのイメージに合った鮮やかな色合いを実現しました。
- 積層ピッチへのこだわり: 0.2mmという微細な積層ピッチでプリントすることで、表面の積層痕を最小限に抑え、滑らかでプロフェッショナルな仕上がりを目指しました。
短時間で色替えを繰り返し、デザイン通りの正確な色配置でキーホルダーが次々と完成していく様子は、まさに「モノづくり」の醍醐味です。
3. 完成!クライアント様の笑顔が最高の報酬
数々のテストプリントを経て完成したキーホルダーは、FUSION360で設計した通りの美しい仕上がりになりました。
手に取ると、ロゴの立体感が際立ち、シフォンケーキ店ならではの優しく、親しみやすい印象が伝わってきます。
お客様にお渡ししたところ、「イメージ通りで、とても可愛らしい!」「これでファンの方に喜んでもらえます」と、大変嬉しいお言葉をいただきました。モノづくり職人として、この瞬間が何よりの喜びです。
📌 まとめ:3Dプリンターは「想いをカタチにする」魔法のツール
今回の『Chicchi Chiffoncake』様キーホルダー制作を通じて、改めて3Dプリンティング技術の可能性を実感しました。
3Dプリンターは、単に「物を印刷する機械」ではなく、**「クライアント様の想いやアイデアを、ハイクオリティな現実に変えるための魔法のツール」**です。
- お店のオリジナルグッズを作りたい
- イベント用のノベルティを少量だけ作りたい
- 頭の中のアイデアを試作品として実現したい
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▶︎ YouTubeで制作過程も公開中!
制作過程や仕上がりをもっと詳しく知りたい方は、ぜひYouTube動画もご覧ください!
[Chicchi Chiffoncake(チッチシフォンケーキ)様についてはこちらから](Chicchi Chiffoncake)






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