








【体験レポ】まるでアイルランド旅行!五感で味わう没入型パビリオン探訪記
皆さんこんにちは!
先日、ある博覧会でひときわ魅力的だった「アイルランド・パビリオン」を体験してきました。ただ展示物を見るだけでなく、まるでアイルランドの空気に包まれるような、素晴らしい没入体験ができたので、今回はその様子を360度動画と共にご紹介します!
アイルランド館ツアー生演奏 30分
Step 1: 神秘の森へ誘う、薄暗い小道
パビリオンに足を踏み入れると、そこは外界とは切り離された別世界。黒を基調とした落ち着いた空間に、スポットライトが展示物を幻想的に照らし出します。
まず目に飛び込んできたのは、苔やシダ植物で彩られた美しいジオラマ。アイルランドの豊かな自然を凝縮したかのようなこの展示は、これから始まる旅への期待感を高めてくれます。壁にはアイルランドの地図や、現地の風景を切り取ったような円形のディスプレイが並び、静かで神秘的な雰囲気に満ちています。



















Step 2: 伝統に触れる、文化と工芸のギャラリー
奥へ進むと、ガイドの方によるツアーが始まりました。ここからは、アイルランドが誇る様々な文化遺産や工芸品に触れていきます。
- 伝統的なバスケット: 柳の枝から手作業で編まれるバスケット。その編み方には地域ごとの特徴があるそうです。
- アイリッシュハープ: アイルランドの国章にもなっている美しいハープ。実際に弦に触れて音を奏でることができ、その優しい音色に心が和みました。
- 織物(ドネガルツイード&アイリッシュリネン): 厳しい自然環境で育まれた羊毛から作られるドネガルツイードや、上質なアイリッシュリネン。映像では、職人さんたちが手作業で布を織り上げていく様子が紹介されていました。
さらに、日本でもおなじみの作家、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がアイルランド出身であることにも触れられ、日本との意外な繋がりに驚きました。













Step 3: 圧巻のフィナーレ!映像と音楽とダンスの饗宴
ツアーの最後は、このパビリオンのハイライトとも言える空間へ。目の前には巨大な曲面スクリーンが広がり、床に置かれたクッションに座って、これから始まるショーを待ちます。
ガイドさんの説明によると、これはアイルランドの神話「トゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)」をテーマにしたパフォーマンスとのこと。
ショーが始まると、スクリーンにはアイルランドの雄大な自然が次々と映し出されます。朝焼けの丘、荒々しい海岸線、風にそよぐ花畑…。その映像美だけでも息をのむほどですが、そこにアイルランドから来日したミュージシャンたちによるヴァイオリンやアコーディオンの生演奏が重なります。
軽快なリズムに合わせてダンサーたちが伝統的なステップを踏み始めると、会場の雰囲気は最高潮に!最後には観客も立ち上がって一緒に踊る場面もあり、言葉や文化の壁を越えて、会場全体が一体感に包まれました。







まとめ:忘れられないアイルランド体験
ただ展示を見て回るだけでなく、物語に沿って歩き、伝統に触れ、最後は音楽とダンスで一体となる。このアイルランド・パビリオンは、まさに「五感で楽しむ」という言葉がぴったりの場所でした。
短い時間でしたが、まるでアイルランドを旅したかのような満足感を得ることができました。もし訪れる機会があれば、ぜひこの感動を現地で味わってみてください!




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