
2025年4月13日。
ついにやってきた【大阪・関西万博】の開幕日!
……だったんですが、なんと当日は横殴りの雨風!
かっぱを着込んでの参戦となりました☔🌪️
▼入場は東ゲートから!
まずは東ゲートへ。
傘はさせないほどの風で、皆レインコートやかっぱ姿。
入場までにかかった時間はおよそ40分ほど。
開幕日ということでやはり混雑していましたが、案外スムーズだった印象です。
見やすいMAPを更新しましたので、ご利用ください。
▼雨宿りスポットは「大屋根リング」
中に入っても雨は止まず…。
多くの来場者が、中央の「大屋根リング」下で雨宿りしていました。
地面も滑りやすくなっていたので、注意が必要。
でもこの大屋根、迫力満点で近未来的な雰囲気!
雨に濡れながらも「来てよかった」と思わせてくれる存在感がありました。
▼見学したパビリオンたち!
雨の中でもしっかりと、いくつかのパビリオンを回ることができました!
- 🌏マレーシア館
独特の文化と自然をテーマにした空間演出が魅力的。
温かみのあるデザインで、ほっと一息つけました。 - 🇦🇺オーストラリア館
映像演出が印象的で、オーストラリアの多様性と未来を感じる展示。
子ども連れにも人気でした! - 🏙️未来の都市館
ここは個人的に一番ワクワクしました。
AIや都市計画、持続可能な社会について体験型展示が多くて見応えあり!










大阪・関西万博 バングラデシュ館の概要
**バングラデシュ館**は、2025年に大阪市夢洲で開催される大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)に出展する海外パビリオンの一つです。バングラデシュは、万博協会が建物を用意し、各国が内部を装飾する「タイプB」パビリオンとして参加します。
出展形態と位置
- バングラデシュ館は、海外パビリオンの中でも「タイプB」に分類されます。これは、建物自体は万博協会が用意し、バングラデシュ側が内部展示を担当する方式です。
- パビリオンは、万博会場のシンボルである「大屋根リング」の内側に配置される予定です。
展示内容・テーマ
- 万博の全体テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、バングラデシュ館もこのテーマに沿った展示を行う予定です。
- 具体的な展示内容やイベントの詳細は、今後バングラデシュ政府や関係機関から発表される見込みです。
施工・運営
- バングラデシュ館の展示施工等業務は、2024年度に公募型プロポーザルで事業者が選定されました。委託上限金額は約8,458万円(税込)で、契約期間は2025年3月末までとなっています。
- 施工や展示の詳細な仕様は、万博協会が配布した公募要領等に基づき進められています。
万博全体の概要
- 万博には161か国が参加予定で、バングラデシュ館を含む157か国分の海外パビリオンの配置が2024年9月時点で固まりました。
- 会場は大阪市此花区の夢洲で、2025年4月13日から10月13日まで開催されます。
まとめ
バングラデシュ館は、万博協会が建物を用意し、バングラデシュが内部展示を行う「タイプB」パビリオンとして出展します。展示内容は今後発表される予定ですが、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿った内容となる見込みです。施工や運営は2024年度に選定された事業者が担当し、2025年の開幕に向けて準備が進められています。
大阪万博 タイ館(タイパビリオン)について
空いていたので、タイのパビリオンに入りました。雨が降っていましたが、意外と15分ほどで入場できました。

**タイ館(Thailand Pavilion)**は、2025年大阪・関西万博(夢洲)に出展されるタイ王国の公式パビリオンです。タイ保健省保健サービス支援局が運営し、タイの伝統・文化・医療・イノベーションを融合した展示が行われます。



メインテーマとコンセプト
- テーマ:「Thailand Connecting Lives for Greatest Happiness(最高の幸福を実現するために人々を結ぶ)」
- サブテーマ:「免疫力(プーム)」をキーワードに、タイの自然、生活様式、文化、イノベーション、公衆衛生の潜在力を紹介
- コンセプト:「SMILE」
- S:Siam(サイアム)
- M:Medical Hub(世界の医療ハブ)
- I:Intelligence for Innovation(イノベーションへの知性)
- L:Living Lab(リビング・ラボ)
- E:Enjoyable Family(家族をより良くし、楽しませる)
建築・デザイン
- パビリオン名は「ウィマーン・タイ(VIMANA THAI)」で、パーリ語で「天使の家」を意味します。
- タイの伝統的な建築様式「チョムヘー」の高い勾配屋根や多層構造、籐編みのモチーフなど、タイの文化的アイデンティティを体現。
- 象や木など、タイの自然や象徴的な動物もデザインに取り入れられています。
- 環境配慮型の設計で、優雅さとエネルギー効率を両立。
展示内容
- **3つのゾーン**で構成
- 「タイの知恵」:自然との共生、季節の食事、文化や伝統の美しさ
- 「タイの医療・健康ハブ」:公衆衛生、医療施設、ヘルシーなタイ料理
- 「タイ・リビング・ラボ」:ハーブを使ったセラピーのワークショップ、ヘルスケア製品の販売
- タイの「免疫力」を体験できる展示や、SNSで発信できるフォトスポットも設置。
- タイ料理や土産物店、ワークショップエリアも併設され、タイの健康的な生活様式や文化を五感で体験可能。
立地・運営
- 万博会場「コネクティングゾーン(いのちをつなぐゾーン)」の敷地A13に建設。
- タイ保健省保健サービス支援局が運営。
タイ館は、タイの伝統と最先端の医療・健康イノベーションを融合し、「微笑みの国」タイの魅力を多角的に体験できるパビリオンです。健康、幸福、文化をテーマに、来場者に新しいタイの姿を発信します。






















大阪パビリオン(大阪ヘルスケアパビリオン)について






**大阪パビリオン**は、2025年大阪・関西万博(夢洲)において、大阪府・大阪市が共同で出展する公式パビリオンです。正式名称は「大阪ヘルスケアパビリオン」で、地元大阪の産学官が連携し、未来の都市生活や健康、イノベーションをテーマに展示を行います。
主な特徴
- テーマ:「REBORN(リボーン)」
未来の都市生活や健康、ウェルビーイング、イノベーションを体験できる内容となっています。 - 展示内容
- 25年後の自分の姿をアバターで体験
- バーチャル空間での人生ゲーム
- 360度シアターでの映像体験
- 宇宙ステーションのシャワー体験
- 「ミライ人間洗濯機」など、未来の生活を体感できる展示
- 大阪の食や文化の魅力発信
- 建築・デザイン
- 全長約150m、展示面積約3,300㎡の大規模パビリオン。
- 外装には「酸化チタン光触媒PVCメッシュ膜」を採用し、白い2枚重ねの外観とミスト演出が特徴。
- 運営体制
- 公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンが建設・展示・運営・資金管理を担当。
- 大阪府・大阪市が設立社員として参画。
位置・アクセス
- 会場の東ゲートゾーンに位置し、日本館や関西パビリオン、ウーマンズパビリオンと並ぶ国内パビリオンの一つです。
まとめ
大阪パビリオンは、未来の都市生活や健康、イノベーションを体験できる大規模な展示施設であり、大阪の魅力と最先端技術を国内外に発信する拠点となります。



入り口でQRを読まされ、アプリダウンロードからのメールアドレスと個人情報(名前と年齢)を入力。そして、紙タグを腕に巻いたら、このQRコードを各セクションで読み込んで、個人のデータを持ちまわる仕組み。待ち時間と準備にさらにハードルがあがるが、何とかこなしている雰囲気。






まず最初に、プリクラ機のような個室に入り、ガイドの指示に従ってカメラで個人を撮影します。このとき脱帽、マスクを外す必要がある。
地上波の取材をやっていますね


行くかのセクションに入っていくと、先ほど入力したデータを表示して自分の老けた将来を見ることができます。そして提案として、何を摂取すべきかなどのアドバイスをもらえ、私の場合、乳酸菌飲料をもらいました。




いろんな健康系の企業とタイアップしているのか、ヘルスケアの未来製品などが置かれていました。
















山中教授のiPS細胞とヘルスケアパビリオンでの見るべきポイント
iPS細胞とは何か
- iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、京都大学の山中伸弥教授が2006年に開発した技術で、皮膚や血液などの体細胞に特定の遺伝子を導入し、様々な細胞に分化できる多能性を持たせた細胞です。
- 受精卵を使わずに作れるため、倫理的な問題が少なく、患者自身の細胞から作れば拒絶反応も起きにくいという利点があります。
ヘルスケアパビリオンで注目すべき展示・ポイント
- 「iPS Cells for the Future」では、iPS細胞の基礎から最先端の再生医療応用まで、子どもから大人まで分かりやすく学べる展示が用意されています。
- 「iPSの樹・生きる心臓モデル」など、iPS細胞が一つの細胞から様々な組織に分化する様子や、心筋シートを使った心臓再生医療の実例がシンボリックに展示されています。
- 大阪・関西が世界をリードする再生医療技術の今と未来を体感できる内容です。
iPS細胞の医療応用と課題
- iPS細胞は、失われた組織や臓器の再生(再生医療)、病気の原因解明、創薬など幅広い分野で活用が期待されています。
- 例えば、心筋シートによる心臓病治療、網膜細胞による視力回復、免疫細胞療法によるがん治療など、実際の臨床応用も進んでいます。
- 一方で、iPS細胞には樹立過程で数百~千カ所の点突然変異が生じることがあり、これが移植時の免疫原性や腫瘍化リスクにつながるため、安全性確保のための研究も進められています。
見るべきポイントまとめ
- iPS細胞の「多能性」と「自己複製能」:一つの細胞から様々な組織に分化できる力。
- 再生医療の最前線:心筋シートや生きる心臓モデルなど、実際の医療応用例。
- 安全性への取り組み:点突然変異や腫瘍化リスクへの最新研究。
- 倫理的な意義:ES細胞との違い、患者自身の細胞利用による拒絶反応の低減。
- 未来への期待:誰もが健康に過ごせる社会の実現に向けたiPS細胞技術の可能性。
まとめ
ヘルスケアパビリオンでは、山中教授のiPS細胞研究の成果と、再生医療の未来を体感できる展示が揃っています。iPS細胞の基礎から応用、そして安全性や倫理的意義まで、幅広い視点で「未来の医療」を学べる点が最大の見どころです。
このトイレの屋外じゃぐじ、なんか違和感が



リスナーの方から希望のあった岩が吊るされている場所



開幕日はAdoのライブがあるとのこと、寒くて疲れたのでこの前に帰路につきました。

未来の都市パビリオン
雨と横風で春の嵐です。


概要
「未来の都市」パビリオンは、2025年大阪・関西万博の目玉の一つであり、「幸せの都市へ」をテーマに、子どもから大人まで楽しみながら学べる体験型パビリオンです。博覧会協会と日本を代表する12の企業・団体が共同で出展し、全15のアトラクションを提供しています。
特徴と構成
- 会場内最大規模の共同パビリオンで、会場西ゲート近くの大阪湾ウォーターフロントに位置し、全長150mの荘厳な建物が特徴です。
- 施設面積は約4,800平方メートル、展示面積は約3,300平方メートル。
- 「共通展示」と「個者展示」の2つのゾーンで構成され、共通展示は博覧会協会が、個者展示は協賛12者が担当します。
- 3つの共通展示と、「Society 5.0と未来の都市」「交通・モビリティ」「環境・エネルギー」「ものづくり・まちづくり」「食と農」の5分野の個者展示があります。
主な展示・体験内容
- エントランスを抜けると、高さ5m・長さ92mのカービングビジョン(湾曲スクリーン)による「40億年・幸せの旅」テーマ展示が来場者を迎えます。地球の誕生から現代、そして未来の都市への道筋を立体映像で体感できます。
- 120人同時参加可能なシアター形式の施設や、未来の産業・社会を仮想体験できる巨大ロボットの頭部搭乗体験など、没入感ある体験型展示が充実しています。
- 交通・モビリティ分野では、川崎重工業の「ALICE SYSTEM」など、最新の公共交通システムや水素エネルギーを活用したモビリティの実物大モデル展示もあります。
- サイバー空間とフィジカル空間が融合したSociety 5.0の世界を、映像や体験型アトラクションで具体的にイメージできるよう工夫されています。
目的と意義
- 「未来の都市」は、経済発展と社会課題の解決を両立する未来社会の実験場として、来場者とともに「幸せの都市」のあり方を考え、描くことを目指しています。
- 企業や団体が垣根を越えて共創し、最新技術や知見を結集した展示を通じて、未来社会のビジョンを体感できる場となっています。
まとめ
「未来の都市」パビリオンは、未来社会ショーケースの中心的プロジェクトであり、来場者が未来の都市の姿や社会課題の解決策を体験しながら学べる、知的好奇心を刺激する大型パビリオンです

























































EXPO Vertiportとは

**EXPO Vertiport(エキスポ バーティポート)**は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場内に設置された「空飛ぶクルマ(Advanced Air Mobility, AAM)」専用の離着陸施設です。正式名称は「EXPO Vertiport」で、オリックス株式会社が整備・運営を担当しています。







施設の概要
- 所在地:大阪府大阪市此花区夢洲(万博会場内北西部「モビリティエクスペリエンス」エリア)
- 敷地面積:7,944.39㎡(約2,400坪)
- 着工:2024年8月19日
- 竣工:2025年3月28日
- 主な施設構成:
- エプロン(駐機エリア)
- 着陸帯(青地に白いVのマーク)
- 2つの駐機場(オレンジ色の円)
- 格納庫
- ラウンジ/事務所棟
- 入退ゲート、気象観測装置、機体充電設備、バッテリー冷却装置、3D LiDARによる障害物検知、騒音測定器など
役割と特徴
- 万博の「未来社会ショーケース事業 スマートモビリティ万博 空飛ぶクルマ」の一環として設置され、空飛ぶクルマのデモフライトや実証実験の拠点となります。
- 国土交通省航空局のバーティポート整備指針に準じて設計されており、既存のヘリポートに近い構造ですが、空飛ぶクルマの特性に合わせた最新設備が導入されています。
- 施設内では、空飛ぶクルマの運航に必要な各種データ収集や研究開発も行われる予定です。
万博での活用
- 万博期間中は、空飛ぶクルマの展示やデモフライト、会場内外を結ぶ運航実証などが予定されています。
- 未来社会の実験場として、来場者が次世代モビリティを体験できる拠点となります。
まとめ
EXPO Vertiportは、大阪・関西万博の象徴的な次世代モビリティ拠点として、空飛ぶクルマの社会実装に向けた実証・体験の場を提供します。今後の都市型エアモビリティ普及のモデルケースとなることが期待されています。



フューチャーライフビレッジ(Future Life Village)とは




















**フューチャーライフビレッジ**は、2025年大阪・関西万博の西側「フューチャーライフゾーン」に設置されるパビリオンで、「未来の暮らし」と「未来への行動」をテーマに、1000を超える企業・団体・公的機関が参加し、さまざまな展示やイベントを展開します。
主な特徴
- 共創の場
参加者や来場者が「未来の暮らし」「未来への行動」に関する多様な問いや提案を持ち寄り、対話や交流を通じて未来社会の姿を共に考え、創り出す「共創(co-create)」の場となっています。 - 2つのパビリオン構成
- フューチャーライフエクスペリエンス:「未来の食」「未来の文化」「未来のヘルスケア」など、未来の暮らしに関わる体験や提案を発信・共創する場。
- TEAM EXPOパビリオン:「未来への行動」をテーマに、SDGs達成や理想の未来社会実現に向けた取り組みや教育プログラム、クイズラリーなどを実施。
- 建築・デザイン
小室舞氏が設計を担当し、蛇篭(じゃかご)の壁面や木の葉型の屋根を持つ8棟の建物がリング状の通路でつながる独特のデザイン。延べ床面積は1271平方メートル。 - 体験型展示
アバターロボットやAIロボットとのコミュニケーション体験、JAXAによる月面着陸後の未来体験など、テクノロジーの進歩を実感できる展示が多数。 - 教育・交流イベント
公式スタンプラリーや教育旅行プログラム、日替わりの展示発表、参加者同士の対話イベントなど、子どもから大人まで楽しめる企画が充実しています。
体験できる内容
- 未来の食文化やヘルスケア、環境技術など、日常生活に密接に関わる分野の最先端技術や取り組みの展示。
- スマートハウスや次世代教育空間、地域共生モデルなど、AI・IoTを活用した快適で持続可能な生活の提案。
- 未来の都市体験プログラムや、Society 5.0を体感できる展示。
まとめ
フューチャーライフビレッジは、未来社会の実験場として、来場者が「見る」「体験する」「対話する」ことを通じて、未来の暮らしや社会のあり方を考え、共に創造することを目指したパビリオンです。家族や友人と一緒に、最先端の技術やアイデアに触れながら、未来のライフスタイルを体感できる場となっています。
ミッションコントロール:マーズとは
ユニバーサルスタジオのターミネーター2を思い出す雰囲気
シアター式で、椅子にはパッドが置いてあり、それを使ってミッションを行うという劇場一体型パビリオン
定期で入れ替えがあるそうなので期間限定に注目!









ミッションコントロール:マーズは、2025年大阪・関西万博のサウジアラビアパビリオンで開催される、家族向けの協力型ライブゲームイベントです。参加者は宇宙飛行士となり、物語の中心となるインタラクティブな火星への旅を体験します。
主な特徴
- 未来の火星基地(サウジアラビアが2034年に設立したという設定のコロニー)が舞台。
- 参加者はミッションコントロールの一員として、シミュレーション形式で火星ミッションに挑戦します。
- ゲームは協力型で、家族やグループで役割分担しながら進行します。
- 物語性とインタラクティブ性が強く、観客自身が物語の主人公となって体験できます。
参加方法・期間
- サウジアラビアパビリオンの入場自体は予約不要ですが、「ミッションコントロール:マーズ」は事前予約が必要な限定イベントです。
- 開催期間は2025年4月13日〜4月17日(予定)。
体験内容
- 宇宙飛行士としての役割を担い、未来のサウジアラビア宇宙コロニーで起きるミッションに挑戦。
- 参加者同士で協力しながら、火星での様々な課題やシナリオをクリアしていきます。
まとめ
「ミッションコントロール:マーズ」は、未来の火星コロニーを舞台にした没入型のインタラクティブ体験で、サウジアラビアパビリオンの目玉イベントの一つです。家族やグループで楽しめる協力型ライブゲームとして、万博期間中の限定開催となっています。

















2025年大阪・関西万博のオーストラリア館
概要
2025年大阪・関西万博におけるオーストラリア館(パビリオン)は、「現代的で多様性豊かなオーストラリア」をテーマに、日本との関係強化や新たなビジネス・文化交流の機会創出を目指しています。
主な特徴・体験内容
- オーストラリア固有の動物の声や広大な夜空、海の世界など、自然の豊かさを体感できる没入型体験。
- 先住民アボリジニの「カントリー(大地)」とのつながり、何万年にもわたる文化と歴史の紹介。
- 最新技術やイノベーション、ダイナミックな社会を紹介する展示。
- 多彩な文化イベントや戦略的ビジネス・プログラムの開催。
デザインとコンセプト
- パビリオンのデザインはオーストラリアの自然や多様性、先住民文化を象徴しており、来場者が五感を使ってオーストラリアを体験できる空間となっています。
- 文化と技術、自然と人間の共生を強調する構成です。






1970年大阪万博のオーストラリア館
建築とデザイン
- 設計はジェームズ・C・マコーミックによるもので、「人類の進歩と調和に対するオーストラリアの貢献」がテーマ。
- 大きな円形屋根を40メートル近い高さの片持梁(スカイ・フック)で吊り下げた独特なデザイン。これは葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」や東京の寺院の青銅製蓮台から着想を得たと言われています。
- 屋根は直径48メートル、重さ240トンで、20本のワイヤーで吊り下げられていました。
展示内容
- オーストラリアの医学者の貢献やスポーツ、天然資源の開発、都市生活と技術、芸術と教育などを紹介。
- 9面スクリーンによる映画上映や、動く歩道で観覧できるスペース・チューブなど、当時としては先進的な展示方法を採用。
その後の歩み
- 万博終了後は三重県四日市市に「オーストラリア記念館」として移設され、日豪交流の拠点や多目的ホールとして利用されました。
- 2014年に解体されるまで、愛・地球博の展示物なども受け入れ、地域のイベントや日豪交流の場として活用されていました。
まとめ
オーストラリア館は、1970年大阪万博から2025年の大阪・関西万博まで、常に独自の建築デザインと先進的な展示内容で注目を集めてきました。2025年のパビリオンでは、オーストラリアの自然・文化・技術を五感で体験できる新たな交流の場となることが期待されています。
スペイン館(EXPO 2025 大阪・関西万博)概要
テーマとコンセプト
- スペイン館は「黒潮(Kuroshio)」をテーマに掲げ、海と太陽を象徴とした建築デザインが特徴です。黒潮は、16世紀にアジアからアメリカへの航路を可能にした海流であり、マニラ・ガレオン船による約250年の貿易と文化交流の歴史を象徴しています。
- 海と太陽は、スペインと日本の両国のアイデンティティの根幹を成すシンボルであり、スペインの地理・文化・人生観を表現しています。



建築とデザイン
- 建物は階段状で中央部がくり抜かれ、海に浮かぶ太陽をイメージしています6。
- 建築と展示デザインは、ネストル・モンテネグロ建築事務所、Enorme Studio、Smart and Green Designの3組が担当しました2。
- アイコニックなファサードはSNSでも話題となり、写真映えするパビリオンとして注目されています2。
展示内容と体験
- 入場は「太陽の広場」から始まり、巨大スクリーンにはスペイン現代アーティストの映像作品が映し出されます。
- ステージではスペインから招かれたアーティストによる600以上の舞台芸術イベントが開催されます。
- 展示空間では、海流やスペインのブルーエコノミー、カナリア諸島の藻類研究、風力発電のホログラム展示など、サステナビリティや技術革新を没入体験できます。
- 歴史展示では、1609年のサン・フランシスコ号乗組員救助や1613年の支倉常長のローマ派遣使節など、日西交流の歴史的エピソードも紹介。
- スペインの沈没文化財については、パコ・ロカのコミックや関連テレビシリーズの展示もあります。
- 最後はスペインのビーチを思わせる黄色い空間で、観光ポストカードの魅力を体験できます。
グルメとショップ
- レストランでは、スペイン17自治州とセウタ・メリリャの味を1皿に集めた18種のタパスが楽しめます。
運営と建設
- スペイン館の工事・展示は神戸市の村上工務店が担当し、建設から展示物の陳列まで一括で手がけています。
- パビリオン運営はスペインの公的機関AC/Eが担っています。
まとめ
スペイン館は、黒潮を通じた日西の歴史的・文化的つながりと、現代のサステナビリティや多様性を体感できるパビリオンです。建築美、没入型展示、舞台芸術、グルメ体験など、幅広い魅力で来場者を迎えています。










▼まとめ:初日ならではのカオスと感動
天候には恵まれなかったけど、
**「それでも行ってよかった」**と思える体験がありました。
初日だからこその熱気、
雨の中でも笑顔で動き回るスタッフや来場者の姿に、
この万博がこれからどう盛り上がっていくかワクワクが止まりません。
晴れの日ももちろん行ってみたいけど、
**「雨の万博初日」**も、記憶に残る特別な一日でした。
次は晴れた日に、ゆっくり回ってみたいと思います!
それではまた☀️
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