ComfyUI をインストールする
ComfyUI_windows_portable_nvidia.7zをダウンロードする。
ComfyUI_windows_portable_nvidia.7z
https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI/releases
ダウンロードしたファイルを、例えばDドライブに”ComfyUI-4”としてフォルダに入れる。
例
“D:\ComfyUI-4”
圧縮を解凍
run_nvidia_gpuをダブルクリックで起動します。
コマンドプロンプトが立ち上がり、起動が始まります。
他にコマンドプロンプトが立ち上がっていると、起動できません。終了させてから起動しましょう。
ノードどいうものが最初は入ってませんが、私の場合何度も再インストールしているため、図のように赤いエラーばかりが出ます。
まっさらの場合は、ノードは出ません。
エラーを修正する。
ComfyUI-Managerのインストール
まずは、ComfyUI-Managerが必須なので、インストール後には
ComfyUI-Managerは、ComfyUIの使いやすさを向上させるための重要な拡張機能です。以下にComfyUI-Managerの主な特徴と導入方法をまとめます:
ComfyUI-Managerの主な機能
- カスタムノードの管理:インストール、削除、有効化、無効化が可能
- ComfyUI本体の管理:アップデートや設定の管理
- モデルの管理:検索やインストールが可能
- ワークフローのスナップショット機能
- 不足しているカスタムノードの自動インストール
- A1111の代替機能の提供
インストール方法
- ComfyUIのインストールディレクトリ内の
custom_nodes
フォルダに移動します。
通常のパス:C:\ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\custom_nodes
- コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します:text
git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git
- ComfyUIを起動します。初回起動時にComfyUI-Managerが自動的にセットアップされます。
- インストールが完了すると、ComfyUIのメニューに「Manager」という項目が追加されます。
今回はDドライブにインストールしたので、D:\ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\custom_nodes
に移動します。
C:\ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\custom_nodes
エクスプローラーのアドレスバーに”cmd”と入力してエンター
コマンドプロンプトが立ち上がります。
git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git
上記を打ち込んでエンター
ComfyUI-Managerのインストール完了。
すべての画面をいったん閉じて、再度、run_nvidia_gpuをダブルクリックで起動します。
ComfyUI-Manager使用方法
- メニューの「Manager」から各種機能にアクセスできます。
- 「Install Custom Nodes」でカスタムノードの管理ができます。
- 「Model Manager」でモデルの管理ができます。
- 「Update All」でComfyUI本体とカスタムノードを一括アップデートできます。
ComfyUI-Managerは、ComfyUIの機能拡張や管理を大幅に簡略化するため、多くのユーザーにとって必須のツールとなっています。インストールすることで、ComfyUIの使用体験が大きく向上します。
マネージャーが追加されている。
最初から入っていればいいのにね。
Managerをクリックする。
install missing custom nodesをクリックする。
全選択してinstallをクリックする
すべてのインストールが完了したら、Restartをクリックして再起動する。
インストールが完了したら、ComfyUIのノードの赤い部分が無くなっているはずです。
ComfyUIのノードとは
ComfyUIのノードとは、画像生成プロセスの各機能や処理を視覚的に表現する基本的な構成要素です。以下にノードの主な特徴と役割をまとめます:
- 機能の視覚化:
- 各ノードは特定の機能(モデルのロード、プロンプトの入力、画像処理など)を表します。
- ノードをブロックのように配置し、線で接続することで、画像生成のワークフローを視覚的に構築できます。
- 柔軟なカスタマイズ:
- 各ノードのパラメーターを調整することで、生成される画像の細かな制御が可能です。
- ユーザーは複雑な画像生成プロセスを視覚的に構築でき、技術的な知識が少なくても高度な操作ができます。
- 種類:
- 標準ノード: ComfyUIにデフォルトで搭載されている基本的な機能を提供するノードです。
- カスタムノード: ユーザーが独自に追加できる拡張機能で、より高度な処理や特殊効果を実現します。
- 基本構造:
- 入力 → 処理 → 出力 の流れで構成されています。
- 入力として画像やテキストなどのデータを受け取り、内部でPythonコードによって処理を行い、結果を出力します。
- 操作方法:
- ノードの追加: 画面上で左ダブルクリックすると、ノード検索ウィンドウが開きます。
- ノードの接続: ノード間を線で結ぶことで、データの流れを制御します。
- パラメーター調整: 各ノード内のパラメーターを調整して画像生成をコントロールします。
- 拡張性:
- カスタムノードを追加することで、ComfyUIの機能を大幅に拡張できます。
- ComfyUI Managerを使用すると、カスタムノードの管理(インストール、アンインストール、有効化、無効化)が容易になります。
ComfyUIのノードシステムは、複雑な画像生成プロセスを視覚的かつ直感的に構築できる強力なツールです。標準ノードとカスタムノードを組み合わせることで、ユーザーは自分のニーズに合わせた柔軟な画像生成環境を作り出すことができます。
まだ、エラーがある。
ノードによっては、修正が困難なカスタムノードがある場合があります。以前はこのエラーを打破できましたが、そのやり方を忘れてしまいましたので、再度ここにメモしておきます。
マネージャにはこんな感じ。
ここからエラーを絞り込んでゆきます。
主な問題点
- AnimateDiffEvoのモデル不足
AnimateDiffEvoプラグイン用のモーションモデルが見つかりません。 - insightfaceモジュールの不足
comfyui-reactor-nodeの読み込み時にinsightface
モジュールが見つかりません
とあります。まずはこれを解決してゆきます。
このリポジトリを custom_nodes フォルダーに複製します。
依存関係をインストールします:pip install -r requirements.txt
または、ポータブル インストールを使用する場合は、ComfyUI_windows_portable フォルダーでこれを実行します。
python_embeded\python.exe -m pip install -r ComfyUI\custom_nodes\ComfyUI-MimicMotionWrapper\requirements.txt
モデルはそれぞれのフォルダーに自動的にダウンロードされます。
\ComfyUI\models\diffusers\stable-video-diffusion-img2vid-xt-1-1
│ model_index.json
│
├───feature_extractor
│ preprocessor_config.json
│
├───image_encoder
│ config.json
│ model.fp16.safetensors
│
├───scheduler
│ scheduler_config.json
│
├───unet
│ config.json
│ diffusion_pytorch_model.fp16.safetensors
│
└───vae
config.json
diffusion_pytorch_model.fp16.safetensors
MimicMotion -model (3.05 GB), to ComfyUI\models\mimicmotion
:
https://huggingface.co/Kijai/MimicMotion_pruned/tree/main
This needs Fp16 version (4.19 GB) diffusers version of SVD XT 1.1 to ComfyUI/models/diffusers
:
https://huggingface.co/stabilityai/stable-video-diffusion-img2vid-xt-1-1/tree/main
自動でインストールが完了できなかったので手動で図のようにファイルをダウンロードして配置した。
(IMPORT FAILED) ReActor Node for ComfyUIの修正
Insightfaceのインストールを確認する
まず、Insightface が正しくインストールされているかどうかを確認します。
- ComfyUIルートフォルダでコマンドプロンプトを開きます
- Python のバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
python_embeded\python.exe –version
バージョンはPython 3.11.9
Python のバージョンに応じて Insightface をインストールします。Python 3.11 の場合は、以下を使用します。
python_embeded\python.exe -m pip install insightface==0.7.3
エラーの発生
note: This error originates from a subprocess, and is likely not a problem with pip.
error: subprocess-exited-with-error
× Getting requirements to build wheel did not run successfully.
│ exit code: 1
╰─> See above for output.
note: This error originates from a subprocess, and is likely not a problem with pip.
WINDOWS>ターミナル(管理者)
管理者権限でターミナル起動
cd d:\comfyui-4\comfyui_windows_portable_nvidia\comfyui_windows_portable
python_embeded\python.exe -m pip install –user opencv-python
python_embeded\python.exe -m pip uninstall -y opencv-python
python_embeded\python.exe -m pip install opencv-python
更新2024.10.25 Insightface をまだビルドできない場合
insightface-0.7.3-cp311-cp311-win_amd64.whl をダウンロードしてこのフォルダに置く
こちらを参照して 以下の通り実行すれば、ノードのエラーはすべて消えました。
- (ComfyUI Portable) ルートフォルダからPythonのバージョンを確認します。CMD
を実行して、次のように入力します。python_embeded\python.exe -V
- Python 3.10またはPython 3.11 (前の手順で 3.11 が表示された場合) またはPython 3.12 (前の手順で 3.12 が表示された場合) 用のビルド済み Insightface パッケージをダウンロードし、stable-diffusion-webui (A1111 または SD.Next) ルート フォルダー (「webui-user.bat」ファイルがある場所) または ComfyUI Portable を使用する場合は ComfyUI ルート フォルダーに配置します。
- ルート フォルダーから次を実行します:
- (SD WebUI) CMDと
.\venv\Scripts\activate
- (ComfyUI Portable) CMDを実行
- (SD WebUI) CMDと
- 次に、PIP を更新します。
- (SDウェブUI)
python -m pip install -U pip
- (ComfyUI ポータブル)
python_embeded\python.exe -m pip install -U pip
- (SDウェブUI)
- 次に、Insightface をインストールします。
- (SD WebUI)
pip install insightface-0.7.3-cp310-cp310-win_amd64.whl
(3.10 の場合) またはpip install insightface-0.7.3-cp311-cp311-win_amd64.whl
(3.11 の場合) またはpip install insightface-0.7.3-cp312-cp312-win_amd64.whl
(3.12 の場合) - (ComfyUI ポータブル)
python_embeded\python.exe -m pip install insightface-0.7.3-cp310-cp310-win_amd64.whl
(3.10 用) またはpython_embeded\python.exe -m pip install insightface-0.7.3-cp311-cp311-win_amd64.whl
(3.11 用) またはpython_embeded\python.exe -m pip install insightface-0.7.3-cp312-cp312-win_amd64.whl
(3.12 用)
- (SD WebUI)
次にcontrol_v11p_sd15_openpose_fp16.safetensors を配置します。
control_v11p_sd15_openpose_fp16.safetensors が無いよ?って言っています。
control_v11p_sd15_openpose_fp16.safetensors を
D:\ComfyUI-4\ComfyUI_windows_portable_nvidia\ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\models\controlnet に配置
これで、完全にクリアになりました!無事に解決!
まだ問題がある場合は、チェックポイントのモデルを変更してみてください。SD15に対応したチェックポイントのみ使えます。
追加 AnimateLCM_sd15_t2v.ckptをダウンロードして配置
AnimateLCM_sd15_t2v_lora.safetensors
D:\ComfyUI-4\ComfyUI_windows_portable_nvidia\ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\models\animatediff_models
に配置しました。
Loraはこちらを読んでいる可能性があるので、こちらにもコピーを配意しました。
D:\WebUI-Checkpoint-Lora\Lora
これで完璧に稼働出来ました。良かったです。
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