那智の滝 15:42
バイクの駐輪は道路沿いに200円で「滝の見える駐輪場」として存在しています。
少々混みあっている感がありますが、雨のせいか、駐車場も満車で困っている様子はありませんでした。
那智の滝(なちのたき)は、和歌山県那智勝浦町にある日本で最も有名な滝の一つで、落差133メートルを誇る日本一高い直瀑(垂直に流れ落ちる滝)です。那智大社とともに、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の一部を構成しており、古くから信仰の対象となってきました。滝自体が「熊野那智大社の御神体」として神聖視されています。
特徴
- 落差:133メートルの高さから流れ落ちる那智の滝は、その迫力ある景観で訪れる者に圧倒的な印象を与えます。滝壺の深さは約10メートル、滝幅は13メートルあり、滝の流れは豪快でありながらも美しさを感じさせます。
- 水量:那智の滝の水量は一年を通して豊富で、毎秒1トンもの水が流れ落ちると言われています。この豊かな水量が、滝の荘厳さを一層引き立てています。
信仰と歴史
- 神聖な場所:那智の滝は、古代から滝そのものが神として崇められてきました。滝を拝むことが宗教的な行為とされ、熊野信仰の一環として滝への巡礼が行われていました。
- 熊野那智大社:滝のすぐ近くには熊野那智大社があり、那智の滝を神体として祀っています。那智大社を訪れる参拝者は、滝を見てその神聖なエネルギーを感じることが伝統となっています。
那智の滝と文化
- 世界遺産:那智の滝は、熊野古道の一部として「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれ、ユネスコの世界遺産に登録されています。この地域は、自然と宗教が深く結びついた場所で、那智の滝はその象徴的存在です。
- 那智の火祭り:毎年7月14日に那智大社で行われる伝統行事「那智の火祭り」では、那智の滝を背景に、燃え盛るたいまつを使った神事が行われます。この祭りは、那智の滝の神聖さを称えるとともに、滝の神と自然の恵みに感謝を捧げる重要な儀式です。
観光
- 那智山:那智の滝は那智山のふもとにあり、那智山には他にも那智大社や青岸渡寺(せいがんとじ)、三重塔などが点在しており、観光スポットとしても充実しています。
- アクセス:那智の滝は、那智勝浦町からアクセスがよく、観光バスや車で訪れることが可能です。滝をより近くで見るための遊歩道や展望台も整備されており、四季折々の自然とともにその雄大な景色を楽しむことができます。
那智の滝は、その圧倒的な美しさと神聖さで、多くの人々を魅了し続けており、日本の自然と文化を体感できる特別な場所です。
とろろや(古道歩きの里ちかつゆ)17:12
龍神スカイラインを目指して帰路に就く途中の道の駅のような場所
ご飯にしようかと思ったけど、暗くなりそうでボトルを交換してすぐに出発しました。
古道歩きの里ちかつゆは、和歌山県田辺市中辺路町近露(ちかつゆ)に位置する観光施設で、世界遺産である熊野古道の中でも有名な「中辺路(なかへち)」沿いにあります。熊野古道を歩く際の拠点として、休憩や情報提供、地元の文化や歴史に触れることができる場所として知られています。
主な施設と特徴
- 観光案内所
古道歩きの里ちかつゆには、熊野古道に関する情報を提供する観光案内所があり、ハイキングやトレッキングを楽しむための地図や案内がそろっています。熊野古道の歴史や文化についても詳しく学ぶことができるため、初めて訪れる観光客にも親切です。 - 近露王子
古道歩きの里ちかつゆは、熊野古道の重要な中継地点である近露王子(ちかつゆおうじ)のすぐ近くにあります。近露王子は、熊野参詣道における重要な場所のひとつで、かつては熊野三山に参拝する人々が通過した歴史的なスポットです。 - 宿泊・温泉施設
施設内には、宿泊施設や温泉もあり、熊野古道を歩いた後の疲れを癒すために利用できます。特に「つゆの里温泉」があり、自然に囲まれた温泉でリラックスすることができます。また、地元の食材を使った料理も楽しむことができ、長旅の疲れを癒すのに最適です。 - 体験プログラム
古道歩きの里ちかつゆでは、地元の文化や自然に触れる体験プログラムも提供しています。例えば、地元の農業体験や、熊野古道の歴史や文化を学べるワークショップなどがあり、観光だけでなく地域の生活にも触れることができます。
アクセス
古道歩きの里ちかつゆは、熊野古道中辺路の途中にあり、徒歩やバスでアクセスできます。特に熊野古道を歩く際の中継地点として、多くのトレッカーや観光客が訪れる場所です。
この施設は、熊野古道を歩く際に便利な情報と休息を提供する拠点となっており、訪れる人々に熊野古道の魅力を深く感じさせる場となっています。
トイレ(道の駅ごまさんスカイタワー) 18:22
標高も高いせいか、21℃と寒く感じます。さすが冬場は二輪通行止めになる龍神ですね。まもなく日が暮れて真っ暗になります。このあと高野山までの道中が暗くてドキドキのスピードツーリングに
龍神スカイラインは、和歌山県の高野山から田辺市龍神村に至る約42.7キロメートルの山岳道路で、日本でも有数の絶景ドライブコースとして知られています。この道は、紀伊山地の美しい自然景観を楽しみながらドライブできる場所で、四季折々の風景が魅力です。特に秋の紅葉シーズンや、新緑が美しい春に多くの観光客が訪れます。
龍神スカイラインの特徴
- 絶景のドライブコース:標高約1,000メートルの高所を走る龍神スカイラインは、雄大な山々や深い谷を見渡せる素晴らしい景色が広がります。カーブが多い道で、バイクや車でのツーリングにも人気のスポットです。
- 四季の変化:春の新緑、夏の涼しさ、秋の紅葉、冬の雪景色と、訪れるたびに異なる風景が楽しめるのが魅力です。
道の駅「ごまさんスカイタワー」
龍神スカイライン沿いには、休憩スポットとして人気の道の駅「ごまさんスカイタワー」があります。この道の駅は、紀伊山地を一望できる展望台「ごまさんスカイタワー」を中心に、観光客が休憩や景色を楽しむための施設です。
- ごまさんスカイタワー:高さ33メートルの展望塔で、紀伊山地のパノラマビューを楽しめる場所です。晴れた日には遠くの山々まで見渡すことができ、観光の大きなポイントとなっています。
- 施設内:売店やレストランもあり、地元の特産品や軽食を楽しめる場所となっています。特に地元の食材を使った料理が人気です。
トイレ設備
- トイレ:道の駅「ごまさんスカイタワー」には清潔なトイレが完備されており、観光やツーリング中の休憩に便利です。道の駅は人気の観光スポットでもあるため、トイレは定期的に整備されています。
龍神スカイラインを走る際には、絶景を楽しみながら、この道の駅で一息つけるのが大きな魅力です。
高野山 大門 19:03
数か月前に来た高野山です。夜間のライトアップは初めてです。ここから山を下り、大阪へ帰りましたが、夜間でもあり、人間エアコン、ヘルメットエアコンはほとんど使用しませんでした。
夜間の大阪は30℃ほどでした。蒸し暑いが耐えられなくもない。
高野山(こうやさん)は、和歌山県伊都郡高野町に位置する、日本を代表する仏教の聖地の一つです。標高約800メートルの山上に広がる高野山は、真言宗の開祖である弘法大師空海(774年 – 835年)によって開かれ、真言密教の総本山である金剛峯寺(こんごうぶじ)を中心に、数多くの寺院や霊場が点在しています。
歴史
高野山は、816年に空海が修行の場として開いた場所です。彼が密教を学んだ後、この山を神聖な修行場として選び、真言宗の根本道場を設立しました。高野山は、その後、平安時代から現代に至るまで、仏教の信仰と学問の中心地として発展し、広く知られるようになりました。
主な見どころ
- 金剛峯寺(こんごうぶじ)
高野山の中心的な寺院で、真言宗の総本山です。金剛峯寺は高野山全体を指す場合もあり、広い境内には僧侶の生活の場や、礼拝のための建物が並んでいます。内部には、豪壮な建築や美しい庭園があり、多くの参拝者が訪れます。 - 奥之院(おくのいん)
高野山最大の霊場で、空海(弘法大師)の御廟(みびょう)がある場所です。日本各地からの信仰者や歴史上の人物の墓や供養塔が立ち並び、厳かな雰囲気が漂います。奥之院へ続く参道は、巨大な杉の木々に囲まれた神秘的な道で、多くの人々がここを参拝します。 - 根本大塔(こんぽんだいとう)
高野山の象徴的な建物で、真言密教の宇宙観を表現した仏塔です。鮮やかな朱色の大塔は、高野山の中心的な存在であり、その荘厳さから信仰の象徴ともされています。 - 壇上伽藍(だんじょうがらん)
高野山開創の地であり、多くの重要な堂塔が集まるエリアです。壇上伽藍には、根本大塔をはじめ、三宝院、金堂、御影堂などがあり、仏教の教義を深く感じられる場所です。 - 宿坊(しゅくぼう)
高野山には約50の寺院が宿坊として運営されており、参拝者が僧侶とともに精進料理をいただき、仏教の教えを学びながら宿泊することができます。多くの人々が宿坊に泊まり、瞑想や朝のお勤めに参加し、特別な精神的体験を得ることができます。
信仰と文化
高野山は、真言密教の教えを学び、実践する場所として長い歴史を持っています。特に、弘法大師空海への信仰が強く、彼の思想や教えは今も多くの人々に受け継がれています。また、山全体が聖地としての雰囲気を持ち、訪れる人々に深い精神的な体験を与えます。
世界遺産
高野山は、2004年にユネスコの「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されました。この登録は、熊野古道や吉野・大峯山とともに、日本の霊場や信仰の歴史が世界的に評価されたものです。
アクセス
高野山へは、和歌山県の橋本市や大阪市からアクセスできます。高野山ケーブルカーを使って山頂へ行き、そこからバスや徒歩で各寺院を巡ることが一般的です。
高野山は、長い歴史と信仰の地として、また精神的な修行の場として、日本国内外から多くの参拝者や観光客が訪れ続けています。
今回のツーリングのまとめ
- 1泊2日で紀伊半島を半周しました。和歌山市で2りんかんのイベントにと販促に参加した約4時間。
内臓バッテリー稼働で動いた冷凍庫ですが、駐輪中は温度上昇があり、マイナス温度を維持することが困難でした。 - 宿でもACコンセントで8時間は冷凍しましたが、完全に氷はできず、50%氷でした。
- 冷凍庫のパワー不足と、断熱性の弱さが原因です。
- もともとは車に車載用の設計ですので、致し方ありませんが、車で使用する際も同様のレビューとなっております。
- 点数をつけるならば、50点です。
課題克服するには
今回のツーリングで満足点を得るには、以下のように設計変更が必要ですね。
120Wクラスの消費電力だと12Vで10A必要になります。こうなると24V設計や36V設計が好ましくなってきますね。
- コンプレッサー出力80W以上(理想は120Wクラス)
- 内臓バッテリーの24V化または12Vでも安定化で出力を一定に
- 真空断熱容器採用
- 庫内容量12リットル(今回使ったのは9リットル)
- 冷凍部位の再設計
- 廃熱ファンの風量強化と大径化
- 廃熱ヒートシンクの大型化
今回使用した製品
参考にして、ツーリングをエンジョイしてみてね。
- 人間エアコンA2+ヘルメットエアコンG3
- ヘルメットエアコンG3+CS319i
- ヘルメットエアコンG2+CS319i
- 開発中のA3Bボトル
次回の挑戦は・・・
次回は、日本製のマイナス40℃冷凍庫を使用してテストします。ご期待ください!
ツインバード低温冷凍冷蔵庫 SC-DF25WLで車載ツーリングに使えるか実験
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