ATC OSAKA MIRAI EXPOという大阪ATCのイベントに参加してきました。そこで最後に目にした空飛ぶ車に試乗!速攻レビューします。
ATC OSAKA MIRAI EXPO
2025年4月13日が大阪万博の開幕日ということで、ちょうど2年前の今日、とのことで未来エキスポが開かれた。
テーマ:これからの命のためにできること
内 容:大阪・関西万博に向け、万博をテーマにしたイベントの開催(SDGsを解決するための、新たなイノベーション展示会)
会 場:ATC HALL
日 程:2023年4月13日(木)~16日(日)4日間(13,14日はビジネスデー・15,16日はパブリックデー)
主 催:ATC OSAKA MIRAI EXPO実行委員会(株式会社新東通信、アジア太平洋トレードセンター株式会社)
後 援:大阪府、大阪市、大阪市教育委員会、大阪商工会議所、公益社団法人0225年日本国際博覧会協会、公益財団法人大阪産業局、公益財団法人大阪観光局 他
橋下徹 氏(元大阪府知事・元大阪市長)の公演
ATC OSAKA MIRAI EXPO・プレ万博|Business Day|4/13(木)のkeynote①ゲストスピーカーは、元大阪府知事・元大阪市長の橋下徹氏にご登壇とのことで、見てきました。
内容は、少子高齢化の話や、本日弾道ミサイルを発射した北朝鮮の時事ネタなどでした。また、大阪は医療が強いとのことで、様々な関係者と連携し一つのパッケージ化して特徴としていこう!世界より抜きに出よう!という発想でありました。ヘルスケアパビリオンが一つの目玉になりそうな予感。
現在万博会場は、造成中の状態であり、まだ何も手付かずの状態で間に合うのか?の問いに対して、何とか間に合わせる!と意気込んでいた。
撮影禁止のため絵はありません。
メディアで話していることとほぼ同一でした。客入りは50%程度。席数も余っており、当日の入場も余裕な雰囲気でした。
ビジネスデーということもあり、名刺2枚が必要になりました。
ACT大阪未来エキスポ展示ブース
手洗い用の水循環装置
以前、ソフトバンクから出資を受けていたベンチャー企業が展示していた「手洗い用の水循環装置」
西尾レントオールさんが販売提供して、実際に実用を開始していた。
写真の青く光っている部分は紫外線ライトのようで、自分のスマートフォンを差し込むと、吸い込まれて焦った。
食パンのトースター機のように吸い込まれ、ご丁寧にシャッターが閉じる仕組み。完全にiPhoneが飲み込まれた状態が15秒ほど続き、その後、シャッターが開いて、スマホがせりあがってきた。この機能いる?(疑問)近未来的ではあるが、実用性?万が一回収できなくなった時など・・・。
この製品のメイン機能は、ドラム缶形状のボディー内で同じ水を使いまわして手洗いをすることだ。
1970年の大阪万国博覧会メモリアルグッズ
なんと、全部ご本人が収集した記念のアイテムとのこと。現役で万博に通いつめ、1970年代以降すべての万博に足を踏み入れた、万博マニアだそうだ。よくみると 国名が「ソビエト連邦」だったり、当時の状況がうかがえます。
大阪万博構想の模型
2年後に出来上がるだろう模型が展示してあった。千里万博の規模からすると小さめに見えます。実際、以前視察(2018年11月23日万博開催宣言日)したとき自分の目で見てきました。沖縄旅行(2022.4)の帰りに関空着陸前に見た景色でも、まったくの未工事でした。
空飛ぶ車(空飛ぶタクシー)のお値段は?
ついに、フィフスエレメントやバックトゥザフューチャーの時代が来るようです。機体は中国製で、価格は3200万円したという。実際に搭乗試験も行っており、2025年の実用化に向けて動いている。
担当の社長いわく、2万円ぐらいで運用できればいいなとコメント。2万円ならプチ贅沢で南紀白浜の南海ホテルに宿泊して、往復できればいいね。車なら5時間かかるところ、この機体なら直線距離40分程度で行ける。
映画の世界が現実になる。それが2025年だ。スマートフォンが当たり前になった。次は空飛ぶ車が当たり前の時代になる。
空飛ぶ車、それはドローンの大型版?
この機体は、2個のタブレットのようなディスプレイがある程度で、操縦管などは装備していない。
完全自動運転で目的地まで安全に移動できる空のモビリティーだ。渋滞に左右されずスピーディーに移動が可能になる。操縦に関しての免許も不要。運転手も不要となるので、本当にタイヤ付きタクシーと比べてもそこまで高額でなく運用ができそうな価格帯になっていくものと思われる。
合計6か所にせり出した回転翼には上下2枚のプロペラがあり、これにより揚力を2倍にしている。また、いずれかのプロペラが破損した場合でも6個あるモーターがバランスをとって安全に緊急着陸できる構造でもある。
最悪はパラシュート降下も検討できそうだ。プロペラはカーボン製で非常に軽く、本当にドローンが巨大化したように見える。
コックピット入場の際、プロペラを平行にセットして、プロペラを触って侵入するしかなさそうな構造である。
コンパクトな機体としてのプロペラの配置個所の問題や十分な揚力の問題からしてそうなる。この機体はプロペラが低い位置に設置されており、視点からするとジェットコースターに乗ったかのような雰囲気だ。
空飛ぶ車には免許が必要?
まだ、法律が制定されていないため、議論中の段階だが、免許は不要になる見込み。
世界各国も同様だが、事故が起きた時などの保険制度や、安全対策など検証を続けているものと思われる。このあたりも情報があり次第、記事にしてまいります。
空飛ぶ車の開発と日本の開発遅れの危機感
それにしても中国の開発の速さには本当に驚く。世界でも群を抜いて早い。中国の国家戦略がここまで優れていることがよくわかる。もっと危機感もてよ!そして考えて実行せよ!オオサカ!
空の移動革命といわれる「空飛ぶクルマ」の開発競争が熱を帯びてきた。「空飛ぶクルマ」はドローンと旅客機の中間のような位置づけで、深刻な渋滞問題を抱える都市部での移動にかかる時間の短縮、離島や山間部での移動の利便性向上、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送、観光促進などの効果が期待され、移動手段や都市交通の一大転換点となる可能性を秘めている。日本では18年夏に経済産業省と国土交通省が主導し「空の移動革命に向けた官民協議会」が発足。23年までに制度整備を終えて事業をスタートさせ、30年代からの実用化を目指している。
空飛ぶ車の関連銘柄
日本の信頼あるパーツメーカーが中国に後れを取りながらも巻き返せるか、気になるところであります。
より距離を飛び、正確で、安全に、コストも安い。そんな空飛ぶ車を開発してほしい。
- DENSO
- トヨタ自動車
- イメージワン
- 日化薬
- 東レ
- 住友化
- イビデン
- ヴィッツ
- UACJ
- 豊田織
- 津田駒
- ACSL
- 日機装
- 三菱電
- NEC
- 富士通
- パナHD
その他多数
ローターの中に磁石を埋め込むかたちの構造で、これによって可変速特性を得やすくなります。ステーターに関してもSC、Segment Conductorの巻線を採用することで、低振動、低騒音なモーターを達成しています。
対して右側の空用モーターは、先ほどの可変速特性は不要で、比較的高トルクな領域で駆動することが求められるので、高トルクを出しやすい表面に磁石を貼り付けたSPM型のローターを採用します。
このように、磁石使用量を増やすことで積極的に磁石磁束を活用し、高トルク特性を実現していきます。さらに磁石の数を増やして多極化し、ローターの磁石配向を工夫することによって、磁石磁束を向上させます。また、高性能なコア材を採用することで、その発生した磁束を高密度に流せるので、空用モーターの軽量化が実現します。
出典:DENSO
引き続き、大阪万博の更新情報があり次第、ブログを掲載していきます。
大阪万博の資料など
ATC OSAKA MIRAI EXPO会場でもらった資料をデジタル化しました。
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