10年以上使っていた撮影ボックスを買い替えることにしました。
PVCの背景紙が割れてきたため、交換品を探していたところでした。意外とPVC背景紙売っていないのです。
今回購入したのでは、3面ディフィーザー付きで、3面照射とのことで、よりきれいに撮影できることを期待しました。
以前使っていた撮影ボックス
問題点は、LEDライトにディフィーザーが付いていないこと、光量が調整できないこと、背景紙の固定機構が備わっていないことです。地味に不便を感じていました。現役で使えていたものですが、買い替えになりました。
ちなみに上面からも撮影できるBOXですが、一度も上面からの撮影を行いませんでした。
PULUZ 撮影ボックス 40cm折りたたみ式撮影ブース・アンパッキング
まず、到着状態はシンプル、コンパクトに収納されていました。
店販用のハンドル付き、通販でもそのまま出荷できる箱。
不織布のトートバックに収納されていました。
調光機能付きの電源ユニット これが意外に便利
こんな感じで6面ペタンコ、チップ発光ダイオード(LED)だから薄くなっています。
LEDチップ部分です。露出です。気になるのは半田で固定されている部分。ここも保護なし。せめてヒートガンで絶縁補強加工を施してほしかった。ほかに処理方法があるはず。こういったことろが不具合出やすいのよ。中国製は。
組み立て
説明書は、日本語もある(最近は増えてきた)が、微妙な説明。特にサイドのライトパネルの固定方法がわからなかったが、ひらめいて何とかなった。
先端の1辺を食い込ませて突っ張らせる感じで簡易固定する。まぁテントみたいな雰囲気か。
こういった説明も、図入りですればいいのに。みんな考えさせられるだろうね。このあたりが中国人クオリティ。
ライトボックス設置
古いものが置かれてあった位置に置いてみた。縦がぎりぎりだが、何とか押し込んだ。
全面が解放できていい感じ。
光量調整感
光量調整ができるので、被写体に合わせてコントロールができるようになった。
テスト撮影
艶のあるパッケージ入りねこにゃんを撮影してみた。
若干、角の黒い部分が映り込んでいる。でも以前のLED照明の反射が映り込んではいない。
これはディフィーザーが大きく機能している。ソフトな感じだ。
このダイヤル式光量調整がいい感じ。光るものの撮影などで強力にサポートしてくれる。
いろんなものを撮影してみた。
龍のZIPPOケース
透明感がしっかりと伝わってくる。
製品撮影が格段にやりやすくなった。
あとカメラ設定なのか、背景の白をRGB000で撮ることはできるのだろうか?この場合はブラックの背景を使用したほうがよさそうだが。被写体とのコントラストをつけて製品を際立たせたい。
クリスタルロボン
いろんな撮り方でシャッターを押したが、肉眼で見えるようなディティールでは取れない。
どうしたら、こんあぼんやりしたような絵ではなく、しっかりとディティールをとらえることができるのだろうか?スローシャッター?別の光源をつける?
クリスタルロボンイヤリング
こちらも反射こそ、抑えられているわけだが、のっぺりとして映っている。
撮影テクニックを磨いてゆきたい。
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