通称インド株といわれていた、デルタ株が日本国内で猛威を振るっている。2021年8月現在の猛暑期でなぜ感染の勢いが止まらないのか検証する。
目次
予測される原因
- 日本は猛暑期、夏日が続き、マスクの正しい着用が困難になっている
- オリンピック開催に伴い、外国人の往来が激しくなった。一説にはオリンピックがデルタ株を運んできたといわれる。
- マスクの非着用。ウレタンマスクなど、通気性の良い”見た目マスク”を当たり前のように着用し外出している人間が見受けられる。これはマスク非着用といって過言ではない。
- 本来、高温多湿になると、菌は弱体化し、浮遊することもしにくくなるわけだが、それ以上に感染力が強いデルタ株は感染拡大につながっている。では、冬季になるとどうなるだろうか?さらに勢いを増して感染拡大するものと思われる。
- ワクチンの過信。ワクチンを2回打ったから安心。と勘違いをしている。ワクチンを打っていても感染し、保菌者であることは変わりない。ワクチンを打つと重症化しにくい特徴があるが、むしろ感染に気が付かなくなること(無症状)が、感染拡大に、拍車をかけていると思われる。
- 油断。人間は長期の緊張感は維持できない。今まで意識していた感染対策は頭から消え、もうどうでもいい。と勝手に気を緩めている。
- マスクの再利用。これみんなやっていると思う。一度外したマスクは基本捨てなければならない。そして、顔に付着した菌は顔をよく洗って洗浄しなければならない。外食なんてもってのほか。マスクを着けて出歩くことのみ許されて、見知らぬ人と密の飲食などありえない。帰宅するまでマスクを外すことは出来ない。
- 満員電車などの通勤ラッシュによる密。これはマスクの有無をいわずとも、人の距離が近すぎる。デルタ株は空気感染も強力だ。電車も窓を全開で、乗車定員が必要。つり革などにつかまった際は、必ず手洗いが必要になる。その手で触ったスマホや衣類も同様だ。
みんなの意識レベルの底辺が低すぎるのは、教育の弱さが浮き彫りになった格好といえるのではないだろうか?
ロックダウンの可能性
2021年上半期オーストラリアはロックダウンや、入国外国人の隔離など、徹底した感染対策を実施し安全地帯とされてきた。しかし、下半期に入ると再び感染が拡大。今度は全土で2週間のロックダウンを実施した。
日本も、感染対策のためロックダウンが議論し始めてきた。
リモートで仕事する2週間。そういった訓練もそろそろ必要ではないだろうか?
そして、いまだ外国から人が入ってきている現状。これも徹底しなければ意味はないでしょう。
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